どうもゴロモンです。
今回は、シマノのNEWロッド「NESSA XTUNE(ネッサ エクスチューン)」についてです。
NESSA XTUNEとは
シマノから8月に新発売となるNESSAシリーズの新ロッドが「NESSA XTUNE(ネッサ エクスチューン)」。
ネッサ エクスチューンが、いったいどのようなロッドであるのかを順次確認していこうと思います。
サーフにおける対応力を磨いた、信頼のハイスペックロッド。
軽さと強さを高次元でバランスさせた、シマノ・サーフルアーロッドのハイスペックモデル。
小型ミノーから、ヘビーウエイトジグまで1本でこなす汎用性の高さが特徴で、複数本のロッドを持ち歩けないサーフゲームにおいて、大きなアドバンテージとなる幅広い対応力を追及しました。
進化した基本構造、スパイラルXコアとハイパワーXを搭載することにより、キャストやファイト時におけるネジレを抑え込み、ブランクスが持つ本来の性能をフルに発揮することが可能となりました。
不意に訪れるランカーサイズとのファイトでも、相手に主導権を与えないスピーディなファイトをサポートします。
また、カーボンモノコックグリップを搭載することにより大幅な軽量化と高感度化を達成。
シマノの最新技術を惜しむことなく投入することで獲得した粘りと強さで、アングラーに安心感を与える高性能サーフロッドが誕生しました。(メーカー説明より)
ネッサ エクスチューンの位置付けですが、ネッサCI4+とネッサ リミテッドの間を埋めるハイスペックモデルとされるロッドで、汎用性の高さが特徴であり、対応力の高さが売りのモデルとなる様子です。
サーフを制する実戦力
STRONG POINT
このネッサ エクスチューンにはシマノの最新技術を惜しみなく投入されているハイスペックモデルとのことなので、ここは敢えて下位機種となるNESSA CI4+に使われていない主な技術を抜き出して、その違いを確認しましょう。
スパイラルXコア
NESSA XTUNEのブランクスに搭載されているのは、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対し高強度を追及した、シマノ独自の基本構造、スパイラルXコア。
軽さを確保しながら強さを生み出すスパイラルXコアは、ナノピッチとの相乗効果で、よりハイレベルの高強度化を実現。
粘りと力強さを重視したタフな設計思想により、大物とのやり取りでも安心できる、トルクフルなパワーを発揮します。
NESSA CI4+で使われているのは「スパイラルX」。
この「スパイラルXコア」は、スパイラルXと比較するとネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成している技術。
この違いは、結構大きいかもしれませんね。
スクリューロックジョイント
NESSAシリーズに初めて、評価の高いスクリューロックジョイントが搭載されました。
ロッドを継ぐ際には、ひねることでネジのように締め込まれ、固定力が高まって継ぎ目が抜け難くなります。
外すときは反対方向にひねることで固定を簡単に解除できる継ぎ方法です。
継ぎ部が緩んでは釣りへの集中力が途切れがち。ロッドが本来の性能を発揮できないばかりか、緩んだままのキャストやファイトを行うと破損などのトラブルにつながります。
こうしたトラブルを徹底排除することで、快適に、安心してサーフゲームを楽しむことが可能です。
これはいいですね!
釣りの最中に緩みが発生すると、気になって集中できないですし、抜けかけたまま負荷をかけると最悪の場合、継ぎ部分が割れてしまいますからね。
逆に、緩むからと思いっきりぶち込むと、今度は抜けなくて困るってことになりますし。
この機能はマジで欲しい便利機能です。
カーボンモノコックグリップ
NESSA LIMITED専用に開発された新形状リアグリップをベースとしたカーボン一体成型グリップ。
中空構造がもたらす軽さと高感度が特徴。
絶妙なエッジ形状はホールド力を高め、キャスト精度と飛距離向上をサポート。
機能だけでなく美しさも兼備するデザインです。
NESSA LIMITEDで私もその恩恵を受けておりますが、この中空のカーボンモノコックグリップは、特に巻きの釣りにおいてリーリング中に脇に挟んで使うことが多いので、魚からのバイトやルアーの泳いでる状態などの情報を、かなり明確に感じることに一役買っているかと思います。
EVAやハイパロンで包まれているよりも、より振動が伝わるはずなので、如いてはロッド全体の感度の良さに繋がる技術の1つな訳です。
堀田さん曰く
やはりこのお方の話を聞かないことには始まりませんよね。
堀田さんのご感想が紹介されております。
「力強く、粘り強い、すべてにおいて余裕があるロッドです。」
フラッグシップモデルであるNESSA LIMITEDのシャープな特性に比べると、NESSA XTUNEは力強く、粘り強いイメージが当てはまると思います。
より汎用性を持たせ、扱いやすさを求めたロッドと言えるでしょう。
粘り、トルクをもたせているので、曲がったときの安心感がある。
高反発のロッドは曲がったときに、折れなくても直感的に「大丈夫かな」という不安を覚えてしまうことがあります。
この安心感は波打ち際でのやり取りの経験が少ない人にとっては、バラシにくさにもつながります。
キャスト時も、スイートスポットが広いので、投げやすい。
良く曲がって粘ってくれるのでキャストのタイミングが掴みやすいですね。
アングラーの技量が素直に出るNESSA LIMITEDと比べて、余裕があるロッドです。
堀田さんが仰るには、力強く、粘り強いイメージとのことですので、良く曲がりながらもリフトするパワーも持ち合わせているロッドなのでしょうかね。
廃盤となったNESSAもNESSA LIMITEDもパリッとした張りとシャープな質感を持ったロッドなので、少し違った感じに仕上がっているのでしょうか。
かなり気になりますねー。使ってみたいです。
ラインナップ
NESSA XTUNEは以下の全5種類がラインナップされています。
簡単に各ロッドの特徴を抜粋。
S104M:ミノーやワームの使用を想定したベーシックな1本。10~30g程度のルアーとの相性が非常に良く、軽さとシャープを重視。
S108M+:遠浅サーフでの使用を想定したロッド。遠投に適した十分なレングスと、軽いルアーから重いルアーまで対応するオールラウンド性を兼備。
S1102M+:シリーズ最長のロングレングスロッド。長さが負荷を分散し粘りを発揮しやや重めのルアーの使用もクリア。ランディング時も負荷分散が機能し、ランディング率を高める。
S106MH:パワーとレングス、両方を求めるアングラーのための1本。重量級ルアーも軽やかな操作が可能。ガチガチ調子ではなく、あくまでも曲がりはスムーズ。
S100MH+:さらなるパワーを秘めたアイテム。大型魚狙い、50g超えルアーをメインに使う場面に活躍。S106MHよりも強いロッドでありながら使用感は同等。カバー範囲の広いNESSA最強のサーフロッド。
詳しい各種数値は、スペック表をご参照くださいませ。
各ロッドのベンディングカーブも紹介されております。
S104M、S108M、S1102M+は、ティップが入り易そうな感じに見えるので、ミノーとか巻きで使い易い感じですね。
S106MH、S100MH+は、ティップに張りがあってジグを気持ちよく操作できそうな感じでしょうかね。
また、今回はシマノさんのページにロッドとリールのマッチング表も掲載されていました。
リールを選ぶ際の良い指針となりますから、メーカー自らがお勧めを出してくれることは、結構嬉しいことですね。
お勧めするなら
さて、「NESSA XTUNE」 をご紹介しましたが、なかなか良さげな感じのロッドです。
今現在、NESSA BBを使っていて、サーフ沼にどっぷり浸かって、そろそろハイスペックなタックルで挑みたいと思っているアナタ。
NESSA CI4+を使っていて、次が欲しいけどさすがにNESSA LIMITEDは・・・って思っているアナタ。
そんな皆様に、このNESSA XTUNEは、かなりお勧めではないでしょうか。
さて、もし私が選ぶとすれば、S1102M+ですね。
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11ftのロングロッドで、大好きなミノーをぶっ飛ばしてグリグリ巻き続けたいですから。
それに、NESSA LIMITEDには、11ft台のロングロッドが無いのでね。
そのうち出るのかな?
年末辺りに出そうな感じもするので、しばし静観かなー。
でもキャストして巻いて魚を掛けてみたいですねー、どんな感じなんだろう?
力強く、粘り強い、すべてにおいて余裕があるロッド、そんな「NESSA XTUNE」が気になって仕方ない今日この頃です。
ということで、「ネッサ エクスチューン登場!」でした。
ではまた。