どうもゴロモンです。
今回は、imaからリリースされる新重心移動システム「MRD」についてです。
(画像はimaさんから借用しております。)
imaから新しくリリースされる新重心移動システム「MRD」。
MRDとは、「Magnetic Rebound Driving(マグネットリバウンドドライビング)」と名付けられた、ima独自の新重心移動システム。
その頭文字を取って、MRDと付けられています。
このMRDがどのような重心移動システムかというと、マグネットの反発する力を利用して、重いウエイトを強制的に戻すimaオリジナルの重心移動システムとのこと。
MRDを具体的に解説すると、
①スタンバイ:ルアーのウエイトは、キャストする前のスタンバイ状態の時には、ウエイトは磁力で前方に固定。
②キャスト時:ルアー後方に引かれる慣性力でウエイトが後方へ移動。
③リバウンド:慣性力の減少と共に、磁石の反発力で強制的にウエイトを戻す。
ていうことみたいです。
内部構造を見ると、ウエイトルーム両端部分にマグネットが設置され、ウエイトはワイヤーに沿って移動する構造の様子です。
では、重心移動システムがMRDになったら、どのようなメリットがあるのでしょうか?
1、動き出しが早い
MRDでは、ルアーをキャストし着水した時には、マグネットの反発力でウエイトが前方へ移動されるので、アクション開始可能な水平姿勢をキープすることが出来ています。
通常の反発力の無いウエイトボールの場合は、後方へ移動したままなので尻下がりの姿勢である為、一度強くロッドを煽ったり、数回巻いて後方のウエイトボールを前方に移動させる必要があります。
MRDでは、着水時には前方にウエイトが戻っていますので、着水直後の1発目の超重要なファーストアクションとなる巻き始めが、正しく狙いのアクションを得ることが出来るのです。
やっぱルアーフィッシングでは、着水からのファーストアクションは超重要ですからね。
2、着水音がナチュラル
MRDでは、慣性力でウエイトが後方へ移動し、慣性力の減少と共にマグネットの反発力でウエイトは前方に戻りますが、この戻る動作は着水後では無い様子。
どうやら、着水前のルアーが空中で失速している状態で、既にウエイトが戻っているらしいのです。
これによりルアーが腹から落ちて、ナチュラルな着水音になるとのこと。
確かに解説動画を見ると、通常のウエイトボールの場合は、着水時のダイブが深く、姿勢も尻下がりで突入しています。
黄色囲いの辺りまでダイブしているのが分かります。
MRDの場合、ダイブは半分ほどの深さで姿勢にも違いがあることが見られます。
この着水姿勢の違いが、着水音の違いになるのです。
この甘い着水音は、落ちパクの重要な要素ですからね。
3、圧倒的な飛距離の向上
通常のウエイトボールとMRDとで、どれほどの違いがあるのか?
実際にアイボーン118Fシャローのウエイト方式違い(同重量)で、キャストしてみた飛距離テストが行われています。
まずは、通常ウエイトのアイボーン118Fシャローの場合。
63.0m
MRD搭載のアイボーン118Fシャローの場合。
77.5m
なんとその差、14.5m!!
これがマジならビックリです(゚д゚)!
実際にキャストされた辺見さんによると、飛距離もルアーサイズからは想像できないくらい飛ぶと。
ルアーがドーンと射出されるようなイメージとのことです。
さて、このMRDについて詳しく解説された動画がありますので、是非ご覧ください。
このimaの新重心移動システムの「MRD」ですが、まずは同社のアイボーン118Fシャローに搭載され2019年10月10日に発売されるとのこと。
このMRD、実際にキャストすると、どんな感じなのか非常に気になるところです。
さて、imaの新重心移動システムの「MRD」をご紹介しましたが、個人的には早くサスケ120裂波に搭載して欲しいですね。
サスケ120裂波に搭載されたら速攻で購入しますので。
imaさん、是非とも宜しくお願い致します。
ということで、「imaの新重心移動システム「MRD」が気になる件」でした。
ではまた。