釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

アイルマグネットDB~伝説のルアー再び

どうもゴロモンです。

 

最近になって、物凄く嬉しいことを知ったので、記事にしようかと思います。

 

その嬉しいこととは・・・

 

それは伝説のルアー、DUELアイルマグネットDBを、再び新品購入することが出来るということです❗❗

ぜんぜん知らんかったですよ😅

 

正しくは海外向けのマグダーターが国内販売されているのですけどね。


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www.duel.co.jp

 

でもいいんです❗

アイルマグネットDBの系譜が繋がっていることが大切なのです。

 

嬉しくて嬉しくて、思わずテンションが⤴上がって⤴しまった私です😄

 

何故これほどテンションが上がって喜んでいるかと言いますと、マイフェイバリィットルアーだからですよ❗

 

私の中で、サスケ120裂波と並ぶくらいに大好きルアーだからです。

 

アイルマグネットの系譜

ここでまず、アイルマグネットDB?マグダーターって何?って方もいらしゃるかと思いますので、私の知る限りで順次解説致します。

 

今から20年以上前となる1996年に発売されたアイルマグネットシリーズ


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その名前にもなっていますが、当時は画期的であった「マグネット式重心移動システム」を搭載したルアーです。

 

現在、当たり前となっている重心移動システムの先駆け的な存在でもあったアイルマグネットシリーズ。

 

このアイルマグネットシリーズには通常のミノーと他に、アイルマグネットSB、アイルマグネットDBと3種類がありました。

 

アイルマグネットミノ

 

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画像は手持ちのアイルマグネット3Gミノー 105Fです。 

海外ではマグミノーの名で販売されていますね。

 

アイルマグネットSB

 

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アイルマグネットSBの125と105。

 

ちなみにSBはサーフェスベイトの略。

要するにトップウォーターのルアーです。

詳しくは、また別の機会にでも。

 

 

そして今回ご紹介するのがこの、

アイルマグネットDB

 

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ちなみに、DBはダートベイトの略。

 

アイルマグネットDBには125mmと105mmの2サイズが存在しています。

 

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私は、125mmを好んで使用しています。

 

アイルマグネット スペック

アイルマグネットDB125 スペック

・サイズ:125mm

・重量:28g

・レンジ:MAX 80cm

・タイプ:フローティング

・アクション:ワイドウォブンロール(可変)

 

アイルマグネットDB105 スペック

・サイズ:105mm

・重量:18g

・レンジ:MAX 60cm

・タイプ:フローティング

・アクション:ワイドウォブンロール(可変)

 

 

アイルマグネットDBの動画

さて、このアイルマグネットDBは、ヒラスズキ界のレジェンドであり帝王である津留崎義孝さんがプロデュースされたことで有名なルアー。

 

このアイルマグネットDBの凄さと素晴らしさを、多くの人が知ることになったのが、松岡豪之さんが怪物ヒラスズキをアイルマグネットDBで仕留めたことではないでしょうか。

 

その時の映像をご覧ください。


圧巻の巨大ヒラスズキ in 対馬 -前篇- / 松岡豪之 (539) - YouTube


圧巻の巨大ヒラスズキ in 対馬 -後篇- / 松岡豪之 (540) - YouTube

 

対馬の海と圧巻の怪物ヒラスズキ、そして記録的な大物とのファイトの一部始終。ラストはこの大物をリリースされる松岡さんの凄さですよ。素晴らしい映像です。

 

アイルマグネットDBの種類

さてさて、そんなアイルマグネットDBには発売と廃盤を繰り返した経緯があり、現在迄に3種類が販売されました。

 

①アイルマグネットDB

②アイルマグネットネオDB

③アイルマグネット3Gリップレスミノー

 

3種類、どれも形状に大きな違いは見受けらず、外観上基本的には同じ物。

 

ということで、順に見ましょうかね。

①アイルマグネットDB

 

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まずは、初代となるアイルマグネットDB

 

名前にもなっている「マグネティックトランスファーシステム」という重心移動を搭載。

 

キャスト時、ウエイトは後方へ移動。

着水するとウエイトは前方へ移動し、ディスロックと呼ばれる凹部にマグネット球が固定されるシステムです。

 

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今では珍しい訳ではありませんが、登場した際は画期的だった訳です。

 

私が保管中の新品パッケージには「米国CAST SHOW グランプリ受賞」と「超遠投!マグネット重心移動」の黄色いステッカーが誇らしく貼られています。

 

フックはDUELの電解化学研磨針が搭載されていました。

懐かしい形状のフックですけど、刺さり具合は、今でもかなり鋭い物となっています。


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背中には、「Aile MAGNET」と金色で印字されています。


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シーバスは当然、ヒラスズキシイラ、青物にも安心の貫通ワイヤー仕様です。

この貫通ワイヤーの仕様は、アイルマグネットDB全種類共通です。

 

 

②アイルマグネットネオDB

 

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2008年にリニューアルして発売されたのが、2代目となるこのアイルマグネットネオDB

 

従来のマグネット重心移動システムに変更が加えられているらしいですが・・・よくわかりません。

 

フックもOWNER製のST-56 #1が標準装備されていました。

 

個人的にはこの2代目が大のお気に入り🎵

カラーもリニューアルされ、ホロが効いていて好みなんですよ。

好き過ぎてロストが怖く、正直投げれないのですがね😅

 

背中には、「MAGNET SYSTEM F」と金色で印字されています。


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特徴的なのはこの「目玉」。

黒目の中に白目、これがカッコイイのですよ。


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この目のお陰で、凶悪な面構えになっていますよ👍

 

 

③アイルマグネット3Gリップレスミノー

 

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2012年に再リニューアルされ発売されたのが、3代目となるのがこのアイルマグネット3Gリップレスミノー

 

飛距離UPのため、従来のマグネット重心移動システムの内部パーツ見直しが行われ、「ニューマグネットウエイトトランスファーシステム」になり、10%の飛距離向上となったモデルとなっています。

 

カラーもリニューアルされ、ハーフミラーボディーにダブルコーティングで耐久性も向上されています。

 

背中には、「Aile MAGNET 3G LIPLESS MINNOW 105F/125F」と金色で印字されています

 

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これ、なかなか中古市場にも出てこないんですよ。

 

黄色いお店やネットでお宝探しするんですけど3Gリップレスには、なかなか出会わないのですよねー。

 

判別方法

でもって、この3種類の判別方法は以下の通りです。

 

1、背中の記載文字

これは消えてない限りは、判別可能かと思います。

 

2、目玉の色

背中の文字が消えていても、目玉を見れば判別可能ですよ。


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画像上から順に記載すると、

上、アイルマグネット3Gリップレスミノー(黄色地に黒目)

中、アイルマグネットネオDB(黒地に白目)

下、アイルマグネットDB(白地に黒目)

 

ということで、目玉を見れば判別できるってことです。

 

アイルマグネットDB その性能とは

さて、アイルマグネットの歴史的なことはこれくらいにして、何ゆえにこのルアーが大好きなのかを解説しましょう。

 

①充分な飛距離

今となっては珍しくもない重心移動システム。

正直、アイルマグネットDBより飛ぶルアーは数多く存在します。

 

しかし、横風や逆風の悪条件中で、そこそこ釣りになるくらいの飛距離を確保できる事は重要な要素。

 

アイルマグネットDBは、ボディがファットな感じではありますが、飛行姿勢が崩れ回転したりすることもなく、悪条件の中でもそれなりに安定した飛距離を確保できる優れたルアー。

 

それに、2~3号のPEに40lbのショックリーダーのシステムで、それなりに飛ぶ120mmクラスのルアーって考えると案外少ないです。

 

こういった条件で飛距離を確保できるルアーってなかなか無いと思うのです。

 

②ちゃんと泳ぐ

アイルマグネットDBの最大のポイントは、この「ちゃんと泳ぐ」ってことです。

 

これが私がアイルマグネットDBを好きな理由であり、優れたルアーであるところですよ。

 

まず1つは、波立ったシーンでも飛び出さずに泳ぐことができるルアーです。

 

これは、ヒラスズキを狙う方々に愛されている理由でもありますが、荒れたサラシの中でも水を良く掴み泳いでくれます。

 

サーフにおいても、波立ち、波が崩れ白泡立つ場所も同様で、ここで泳ぐルアーが重要なのです。

 

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サラシの中や白泡が立つ波打ち際を、波に揉まれながらもキッチリと泳ぐことができるルアーは、なかなか少ないです。

 

こういう場所、手前こそフィッシュイーターが潜む場所なのですからね。

 

 

そしてもう1つ、「足元まで泳ぐ」ことができるルアーです。

 

これはですね、堤防や磯場などの足元が高い場所で使用する場合にハッキリとルアーの差が出ます。

 

ダメなヤツは水面に浮いて泳がなくなりますから。

酷い物は水面を滑って来ますからね。

 

足元が高い場所では、ルアーが手元に近付くに従い浮いてくるのですが、このとき足元までねばって潜り泳ぐルアーであることは非常に重要なのです。

 

フィッシュイーターはベイトを捕食する際は、追い込んで捕食しようとします。

それは水面であったり、海底であったり、岸際である訳です。

 

要は追い込まれる場所まで泳ぐということは、喰われる機会が増えることに繋がるってことですね。

 

「足元まで泳ぐ」ということができるルアーも意外に少ないのですが、アイルマグネットDBは上手く泳いでくれます。

 

とにかくアイルマグネットDBは、「ちゃんと泳ぐ」ことができる数少ないルアーの1つです。

 

③ジャークも凄い

アイルマグネットDBは、ダートベイト(DB)の名の通り、高速リトリーブで自動的にバランスを崩し上下・左右に不規則にダートするアクションとなっています。


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俗に言う「千鳥アクション」ってことですね。

これはフィッシュイーターがルアーに喰いつくキッカケとなります。

ヒラを打った瞬間にバクッてね。

 

そして何より、ジャークした際の横へのぶっ飛び感が素晴らしいのですよ👍

 

マッチョなボディーからは想像できないような、反応の良いキレのある動きが可能ですよ。

 

④圧倒的ボリューム

なんといっても、この120mmクラスとは思えない存在感ですよ❗

 

他の120mmクラスと比較すると一目瞭然ですからね。


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この体高と幅によるボリュームが強さとアピールを生み出しています。


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とにかく広い海、広いサーフでルアーの存在を周囲にアピールすることは、重要な要素の1つと思っていますから。

 

魚に気付いてもらえないことには、何も始まらないのですよ。

「目立ってなんぼ」ってことです。

 

そして、このファットボディーにも拘わらず、MAX80cmも潜るのです❗

 

この深さ、遠浅サーフでのヒラメ狙いにピッタリなのですよね。

ちょうど底を切った高さを泳がせ易いのです。

 

アピールの強さと適度なレンジが、最高なのです👍

 

⑤多様なフックサイズに対応可能

フックサイズや種類により、ルアーアクションへの影響が出ることは皆様ご承知のことでしょう。

 

対象魚が大型になれば当然フックサイズも大型で線径の太い物に交換したくなるもの。

 

しかし、大概のルアーはフックを大きく・線径を太くするとアクションが破綻することが多いのですが、カルティバST-66の#1や、がまかつトレブルSP XH(エクストラヘビー)#1をアイルマグネットDBに装着しても、問題なく泳ぎます。

[http://www..com/

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こんなごっついフックを通常の120mmクラスに装着したら、全く泳がなくなりますからね。

 

ちなみに私の場合は、ヒラメ狙いの場合は#2、青物やシイラなど回遊魚を狙う場合#1を使うことが多いです。


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画像上が#2、下が#1を装着した125Fです。

 

そんなフックチューンにも対応可能なのです。

 

ということで、ここまで私のアイルマグネットDB愛を解説してきましたが、いかがでしょうか??素晴らしいルアーだと思いませんか😄

 

マグダーターとは

しかし今までは、アイルマグネットDBは廃盤ルアーなので、紹介することに迷いがあったので記事にはしていませんでしたが、なんとアイルマグネットの海外向けである「マグダーター」が現在新品購入できるのですよ❗

 

ようやくここでマグダーターの紹介です(前説、長すぎですね😅)

 

早速マグダーター125Fを2個、購入しました👍

 

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www.duel.co.jp

 

マグダーター スペック

マグダーター 125F スペック

・サイズ:125mm

・重量:28g

・レンジ:MAX 80cm

・タイプ:フローティング

・アクション:ワイドウォブンロール(可変)

 

マグダーター 105F スペック

・サイズ:105mm

・重量:18g

・レンジMAX 60cm

・タイプフローティング

・アクション:ワイドウォブンロール(可変)

 

このマグダーターは、アイルマグネットDBの海外向けバージョンとなります。

 

マグダーターの詳細

早速、開封の儀と参りましょう。


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今回購入したカラーは、HGLBゴーストブラック(画像上)と、HPCパーチ(画像下)です。

 

ちなみにですが、HPCパーチは125mmサイズのみに設定されている様子です。

 

このHPCパーチですけど、以前の3Gリップレスにあった「ゼブラゴールド」に似ているので良いですよねー。

ゼブラゴールドってこれですよ。

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ホログラムに違いがありますが、このカラーを彷彿させるでしょ。

 

 

さて、マグダーターとアイルマグネットDBの違いですが、見た目はほとんど変わりません。

というか、私には違いが分かりません😅

 

分かる違いといえば、目玉が違うことと、

 

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背中の文字が「MAG DARTER 125F」ってくらいですね。


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国内向けであったアイルマグネットDBとは内部仕様の違いがある様子ですけど、デュエルのマグダーターのページを見ても、分かりませんね。

 

て言うか、情報少な過ぎでしょうこれ😓。

もっと力入れて紹介すれば良いのに・・・。

 

分かることと言えば、ニューマグネット重心移動システムになっているらしいこと。
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そして飛距離とレンジ。
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大物にも安心の、貫通ワイヤー仕様。
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ってことくらいですね😓。

 

まあ、アイルマグネットDBと同じと考えて良いと思います。

 

ところで、デュエルのマグダーターのページで1点、凄く気になる記載があるのですよ。

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線引きましたけど、国内限定販売って?

またしてもカタログ落ちさせるつもりなのでしょうかね?😓

 

せっかくの素晴らしいルアーなのに、扱いが酷いと言うか、可哀想と言ったらよいのか・・・。

 

まあ、一抹の不安は残りますが、現在新品を購入可能なことは間違いありません❗

[http://www..com/

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最後に

まあ長々と好き放題に書いてしまいましたが、このアイルマグネットDBとマグダーターですが、要約すると基本性能が非常に高いルアーと言えるのではないでしょうかね。

 

「波に負けず飛び出さずに水を掴んで泳いでくれる」、そんな凄いアイルマグネットDBとマグダーターでした。

 

さて、新品で買えるうちに追加でポチろうかなー。

なんにせよ、これで今までよりロストを怖れず果敢にフルキャスト出来そうです👍

 

まだ使ったことがないって方、1度お試しになってはいかがでしょうか。

良い結果をもたらしてくれるかもしれないですよ😄

 

ではまた。