どうもゴロモンです。
今回は、ジャパンフィッシングショー2018の会場で、VARIVASブースに行った際に、テスターの池上さんへラインについて直撃リポート⁉させて頂いた内容を、簡単ですが記事にしようかと思います。
池上さん、お忙しい中ご対応頂きありがとうございました。
現在、私ゴロモンがサーフで使用しているラインですが、以下のような組合せです。
メインライン:PE ライン1.0号 8本編
ショックリーダー:20lb ナイロン
まあ、ごくごく一般的な組合せだと思います。
ではここからはQ&A方式で記載しようと思います。
Q1:同じ号数のPEラインの場合ズバリ8本編と4本編はどちらが良い?
強度的には細い糸を8本で編むより、倍の太さの4本で編んだラインが強いのではと思うからですが。
A 1:サーフやショアジギなど飛距離を重要視する場合は、間違いなく8本編が良い。
ラインの滑りが全然違い、後半の飛距離の伸びが全く違う、20%程違いを感じる。
4本編は確かに耐摩耗性は8本編より高いが、サーフ、ショアジギの場合は飛距離が必要な場面が多いので、飛距離を優先。
普段の釣行場所が根だらけであるなら4本編の選択肢も有りですが、そうでない場合は8本編が良い。
なるほど、私はまだ4本編を使用したことがありませんし、別途購入して試す為に巻き直す手間と出費を考えると、手を出すことができないでいましたので、ありがたいご回答ですよ。
個人的には、磯ヒラなどには4本編が良さそうだと感じました。
Q2:飛距離を伸ばす為に、簡単にできることがあればご教授お願いします。
A 2:まずショックリーダーとの結び目はガイドを通過しないように外に出すべき。
いくら結び目を小さくしても、ガイドを通過する際に抵抗となる。
結び目がガイドに当たれば、当然結び目に負荷が掛かるので、結び目の劣化・ライントラブルに繋がる。
また、ラインコーティング材を使うことによりラインの滑りが良くなるので使用すると良い。ライントラブル防止にもなる。
確かにその通りだと思います。私も以前から結び目は外に出してキャストしており、コーティング材は「PEにシュッ!」を使っていますから。(そういえばPEにシュッ!ってVARIVASだったのね💦)
※ちなみに、結び目を外に出してライン(ショックリーダー)の垂らしが気になるからといって短くしないようにとおっしゃってました。短くするとショックリーダーの意味を成さなくなります。1.5m程度は確保して下さいとのことです。
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Q3:ショックリーダーはナイロンとフロロカーボンのどちらが良い?
私ゴロモンは現在ナイロンですが、変えようか迷い中なんです。
(ちなみに現在使用中のラインはVARIVASのSEABASS ショックリーダー20lbナイロンです)
A3:ナイロンとフロロカーボンを比較した場合、耐摩耗性・感度はフロロですが、トラブルが少ないのはナイロンのほうです。
そこで、現在までナイロンのショックリーダーを使用していて、魚に切られたことがどれくらいあるか?を考え判断したほうが良いです。
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なるほど確かに、過去に20lbナイロンラインをブッチ切られたことは過去に1度だけですからね。
それにライントラブルが最高にイラつくし、時間もロスしますよ。
そう考えるとトラブルの少ないナイロンから敢えて変える必要性は確かにないですね。
でもって、最後にどうしてもお聞きしたいことがあったので聞いた質問がこちらです。
Q4:根掛かりでラインが切れる時ですが、必ずスイベルの結び目から切れてしまうのですが、改善策は何かあるのでしょうか?
A4:結び目の強度を出すことで大事なことは、しっかり絞めることと絞め込む際にはラインを濡らすことです。
ここで、池上さんから「スイベルを持ってラインを結んで(絞めて)いますか?」と聞かれたのですよ。
なので、いつも自分がしている通りに「はい、スイベルを持って、口で濡らして絞めてます」って答えたのですよ。
そうしたら、「ルアーをスイベルに付けた状態にして、ルアーを持って絞め込んで下さい」とのこと。
それを聞いてハッ❗っとしましたね。
いつもルアーはスイベルに取り付けずにスイベル単体で絞めていましたから。
絞め込む際の力の掛かり方が全然違うことになる訳ですよ❗。
小さなスイベルを持って絞め込むのと、大きいルアーを持って絞め込むのでは、力の掛かり具合が雲泥の差ってことですよね。
まさに目から鱗とはこの事です。
本当に恥ずかしながら、気が付いていませんでしたよ。
ということで、池上さんから貴重なアドバイスを頂いた訳です。
本当にありがとうございました。
そしてちょっと話が変わりますが、私がスイベルへのライン結束に使用しているのはダブルユニノットです。
そこで、私の実際の結束強度がいかほどなのか知りたかったのですが、ラッキーなことにフィッシングショーのSeaguar(シーガー)のブースでノット強度を測定する、ノットワンチャレンジなるものが開催されていたのですよ。
簡単にどんなものかというと、スイベルにラインを結び機械で引っ張って切断時の数値が判るものです。
早速、いつものようにダブルユニノットで結束し測定頂きました。
このラインの標準結束強力は4.9kgとのことなので、4.9kgを超えれば充分な強度と判断できます。
結果は・・・4.72kg・・・なんと❗ちと低い・・・。
ショックです。
この日の1位の方は6kgを超えた数値を叩き出しているではないですか。
自分の修行の足りなさを数値としてハッキリと表されましたよ・・・。
新たな結束方法を覚えようかなと思います。
そして来年のノットワンチャレンジにリベンジしようと。
ということで、私はサーフで使うラインの結論はメインラインはPEの8本編み、ショックリーダーはナイロンの組合せで使うとしますよ。
そういえば3月にシマノから12本編みのPEラインが発売される様子。
ピットブル 12 [PITBULL 12]|ライン|用品|製品情報|シマノ -SHIMANO-
広告には高分子量ポリエチレンを素材とした高強度、超低伸度PEラインと記載されております。
良い値段する様子ですが、気になるラインです(さっき8本編みにしようと書いたばかりですが💦)。
もう少し使用感などを知りたいですね。
発売されたら使ってみたいなとは思っています。
ではまた。