どうもゴロモンです。
今回は、DUELさんから発売中のPEライン「HARDCORE スーパーX8」のインプレッションをお送りします。
HARDCORE スーパーX8とは
今回インプレするのは、特殊コーティングにより「高い撥水性」と「耐久性」を向上させ、水切れの良さ・摩擦低減を謳うDUELの8本撚りPEラインの「HARDCORE SUPER X8（スーパーX8）」
H.I.P.製法
HARDCORE スーパーX８は、H.I.P.製法（ヒートインテグレーションプロセス）と呼ばれるマイクロピッチブレイデット加工で密に編み上げ、特殊な熱処理で原糸1本１本を密着。
これにより真円性を高め、従来PEよりもハリ・コシ・耐摩耗性を大幅な向上をさせています。
特殊コーティング
そして、特殊コーティングにより高い撥水性を付与し、吸水を抑えて水切れを良くし、ロッドや海面への張り付きの防止、ガイド摩擦抵抗の低減、飛距離UPを実現しています。
このH.I.P.製法と特殊コーティングを合わせることで、「耐久性アップ」・「感度アップ」・「適度なハリとコシ」を実現したのが、HARDCORE スーパーX8です。
使用感は？
このHARDCORE スーパーX8が実際どのようなPEラインなのか、ここ最近の５回のサーフ釣行（約４０時間弱ほど）で使ってみましたので、その使用感は如何ほどか？です。
今回使ったタイミングですが、今までは同社のスーパーXワイヤー8を使っていたのですよ。
（スーパーXワイヤー8の詳細は過去記事をご参照くださいませ）
そろそろラインも毛羽立ちが出て来たので交換だなーっと思いながらも使っていた最中でライントラブル発生。
そこで、予備ラインとして持て来ていた今回の「HARDCORE スーパーX8」に現地で巻き替えて使ったというシュチエーションです。
飛距離UP
先ず、実際に巻き替えた直後にキャストしたその瞬間ですが、「おっと！、飛距離が違う！」っとちょっと驚きました。
間違いなく飛距離が一伸び違うことを実感できました。
例えば６５ｍ飛ぶルアーを使っていたとしたら、５～６ｍほど飛距離が伸びるのを実感できますので、７０ｍ程の飛距離を得られることに。
ちなみにですが、この時はラインにコーティング剤は塗布しておりません。
新品を開封したままの状態を巻いて使っております。
今回、特にミノーを使っている場面で私的には、顕著に違いを感じることが出来ました。
元々が軽い分類に入るフローティングミノー（画像はサスケ120裂波 17g）なので、風やラインの太さが飛距離への大きな影響を与えます。
飛ばないとストレス溜まるので、サーフでの釣りは飛距離も大事。
（飛んだから釣れるって訳ではないですが）
なので、特殊コーティングにより飛距離の向上を確実に実感できる、このHARDCORE スーパーX8は、なかなか優秀です👍
新品と使用後の比較
さて、ここで約４０時間弱ほど使用したラインを新品と比較して、その劣化具合などの詳細を確認したいと思います。
外観
先ずは外観から。
下画像は使用前（画像左）と使用後（画像右）です。
（ちなみにラインカラーは10mごとの5色 色分けマーキングです）
かなり色落ちしたなーっていうのが正直な感想。
（同じ色の箇所でないのは申し訳ないですが）
40時間ほどで、かなり色落ちしてます。
ただ、色落ちはしてますが毛羽立ちは発生しておらず、耐久性については上々でしょうかね。
ただ、色落ちと同時に特殊コーティングも剥がれている感は否めないところかな。
ハリとコシ
元々新品の状態でもハリは強くない部類であり、適度な柔らかさを持ったラインなので、個人的には好きなタイプで、以前使っていたスーパーXワイヤー８と同じ感じです。
使用に伴いハリ・コシ共に弱まっておりますが、ライントラブルになるほどの劣化は、現時点では感じられません。
先日、かなりの強風の向かい風の中で使っていましたが、ラインの弛みによるトラブルやガイド絡みなどは、一度も発生することなく釣行できております。
５回の釣行で、一切トラブル無しで使用出来ておりますので、良いのではないでしょうか。
結束のしやすさ
適度な柔らかさのあるラインなので、結束のしやすさは抜群です👍
現在私が使っている結束方法は、「小沼式8の字ぐるぐる結び（ノーネームノット）」です。
この小沼式8の字ぐるぐるノットで結束しておりますが、しなやかなラインなので馴染みが良く、締め込みもしっかりと行うことができます。
私の場合ですが、現地でライントラブルが発生した場合、再度ショックリーダーとPEラインを結束するような場面の時は、その釣りをしているポイントから離れずにその場で立ったまま結んでいます。
せっかく確保した場所に後からひょっこり入られるのは、さすがに参っちゃいますからね。
なのでノッター等の道具を使わずに、立ったまま綺麗に確実に結束するためには、自分が結びやすいラインであることは、必要不可欠な要素なのですよ。
なのでラインに「しなやかな柔らかさ」と「適度なハリとコシ」があるこのHARDCORE スーパーX8は使いやすいラインと感じました。
ラインの潰れ
H.I.P.製法により密に編み込まれ真円性の高いライン。
40時間弱を使った後に確認すると、多少の潰れは発生しておりますが、そこまで酷くは無いかなと。
（画像上：使用後、画像下：未使用）
画像を拡大してますので、新品との違いが顕著にみえますが、気になるほどには潰れてないですかね。
使用感的には問題ない範囲かと思います。
気になったこと
なかなか良い感じのラインですが、1点気になったことがあったのですよ。
それは、ラインに施されていると思われるコーティング剤の存在。
多分なのですが、ラインにコーティング剤が塗布されているのですよね。
新品ラインを机上の引き延ばした際に、コーティング剤と思われるモノが机に付着したのですよ。
これっていわゆる「PEに○ュ！」とかに代表されるコーティング剤なのかな？
まさかとは思いますが、特殊コーティングなるものが、まさかの「PEに○ュ！」だったら笑えねー・・・。
まとめ
HARDCORE スーパーX8を実際に使ってみた感ですが、飛距離も一延び違いが実感できる初期性能の高さを感じる良いラインだなと。
ちょっと色落ちの早さが残念な部分であり、劣化を印象つける要因ですが、見た目の劣化具合よりも性能は高く保っているみたいなので、ラインそのものは良いラインかと思います。
現状の実売価格が￥1800～￥1900程度と考えると、コスパ的にも悪くないライン。
パリットした質感のラインが好みの方には合わないかもしれませんが、ちょっと柔らかめのしなやかさも求める方には良いかと思います。
DUELさんの「HARDCORE スーパーX8」、試してみてはいかがでしょうか？
[http://
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個人的ランキングとしては、スーパーXワイヤー8の下って感じですかね。
ちょっと初期性能からの色落ちが気になったので。
現在個人的にランク１位は、同じDUELのスーパーXワイヤー8。
少し前にスーパーXワイヤー8が買えなくなったので廃番かと思い焦りましたが、どうやらラインカラーがリニューアルするタイミングで在庫が無くなってた様子。
イエローマーキングってのが出たみたいなので、次は買ってみようかなと。
（ジギングじゃないから、そこまでのマーキングはいらないかな）
[http://
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やっぱ、自分にピッタリくるヤツが安心出来て良いですからね。
ということで、「DUEL HARDCORE スーパーX8 インプレッション」でした。
どなたかのライン選びのご参考にでもなれば幸いです。
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