どうもゴロモンです。
今回は、サーフでのヒラメ狙いに是非とも使いたいメタルジグをご紹介する第2弾、ショアスロー編と題してお送りします。
(今回も、私ゴロモンの独断と偏見に満ち溢れた内容となりますので、ご了承くださいませ)
前回、サーフヒラメお勧めメタルジグ4選(巻き用編)として、「ただ巻き」と「ストップ&ゴー」の、いわゆる横の釣りで使いやすく実績もあるメタルジグをご紹介しました。
今回は、ショアスロー編として「ジャーク&フォール」を主体とした縦の釣りで使いやすいメタルジグを6選としてご紹介しようと思います。
- ショアスローとは?
- ima GUN吉(ガン吉)
- Zeake Rサーディン(リアルサーディン)
- XESTA アフターバーナー
- セカンドステージ 刃nano(ヤイバナノ)
- Megabass メタルX スライドウォブラー
- オーナばり 投次郎(なげじろう)
- 最後に
ショアスローとは?
ところで、「ショアスロー」って何?、って方のために簡単にご説明。
ショア(陸地)からメタルジグを使って海底付近の限られた範囲(まあボトム付近が基本)を、スローテンポな誘いとフォールを主体として攻める釣り方が、ショアスローって呼ばれてます。
一般的な青物を釣るような1ピッチジャークでジャカジャカ巻く等のスピーディーに攻めるのではなく、アクションをゆっくり丁寧に入れてフォールを意識して喰わせるやり方。
特に底物を中心とした早い動きに付いて来ない魚を狙うのに適してます。
ショアスローを知るには、パームスの沼田純一さんの動画が分かりやすくて参考になりますよ。
そんなショアスローで私が、サーフでのヒラメ狙いに使いやすいなと思うメタルジグをご紹介しますね。
あっ、ちょっと忘れてました!
今回も遠浅サーフを前提としてますので、各ジグの重さは30gを基本ってことで。
やっぱ遠浅サーフには30gがベストマッチだと思ってますので。
では、先ずはこちらから。
ima GUN吉(ガン吉)
ガンガンシャクル岸壁スタイル! GUN吉
元々はシーバスの岸壁ジギング用として発売されたのが、このimaのガン吉。
その高次元にまとめられたバランスと性能の高さから岸壁ジギングは元より、ショアジギ、キャスティング、オフショアと釣法を選ばぬ対応力を発揮。
その性能の高さは、ジャークして良し、フォールして良し、巻いても良しの素晴らしいジグです。
私はヒラメ狙いとして良く使っていますが、青物にシーバスにと魚種を問わず文句なしに良く釣れます。
正直、ガン吉持ってれば大概どんな状況でもなんとかなるって思うくらいに、とにかく信頼しているジグです。
ガン吉のジグ形状はというと、ややリヤ寄りのジグバランスとなっています。
このややリア寄りのバランスによりキャスト中の飛行姿勢も良く、飛距離も申し分なし👍
エッジの効いたボディ形状が、ジャークによりジグを弾いた際に、切れの良いスライドを見せくれます。
更に、ただ引きすれば小気味良くテールを振るウォブリングアクションが秀逸。
裏技として、本体を多少曲げるとウォブリングアクションを強くすることができます。
ただ、曲げ過ぎるとクルクル回転するのでご注意ですがね。
そして、imaルアーの魅力の1つが、そのカラーの豊富さ。
限定カラーや、ショップオリカラを含めると途方もない数に。
私の手持ちの30gだけで20色以上ありました。
コレクター癖がある方には、imaの製品はヤバイです。
収集が止まりません(^^;
とにかく私のイチ推しのジグ、それがima ガン吉です。
Zeake Rサーディン(リアルサーディン)
カタクチフォルムから生まれたリアルスイミング系メタルジグ
Rサーディンはサーフのプロ、近藤清之さんが2017年に立ち上げられた西湘発のブランド「Zeake」から発売されているメタルジグ。
同社のSビットと共にかなり釣れるジグとして有名で、ファンも多いメタルジグです。
このRサーディンの完成度は高く、程良くキレのいいスライドと、ヒラヒラと落ちるフォールで、癖がなくて使いやすいメタルジグ。
ストレスが無いというか、バランスが良いので引き重り感もなく、ただ巻きでもフリフリテールを振って綺麗な泳ぎを見せてくれます。
ジグのバランスは、ややリア寄りのバランスとなっており、そのお陰か飛行姿勢も安定。
飛距離も横風などの悪条件でなければ100mは飛んでくれます。
そしてこのRサーディンに設定されている限定アルミカラーが秀逸!
特に全面アルミホロの「アルミUVゼブラ」が凄い!
UVライトを照射するとご覧の通り。
ヒラメは紫外線を認識していると言われておりますので、このUVゼブラが強烈アピールですよ!
釣れ釣れジグのRサーディンにUVゼブラまで搭載となれば、もう釣ったも同然。
お店で見かけたら直ぐに買っておくべきでしょう😁
バランスが良くて癖の無い使いやすいRサーディンです。
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XESTA アフターバーナー
飛び 泳ぎ フォール 全てを高次元で融合したキャスティングジグ
少し幅広のボディと、薄いヘッド部が特徴のジグが、このXESTA(ゼスタ)のアフターバーナー。
アフタバーナーは、かなり有名なジグで、伊豆方面では知らぬ者なしと言われたほど愛用者も多いジグです。
扁平なヘッドが高速リトリーブ時の浮き上がりを抑えレンジキープに一役買い、スローに巻いてもしっかりと泳いでくれます。
そして薄く面積の大きいエッジの効いたボディは、操作性も良くてスライド幅の大きい滑走を見せ、フィッシュイーターを誘います。
そして、アフターバーナーの最大の武器は滑走からのフォール。
その幅広のボディーが、フォールの際にパラパラと舞うように落ちると共に、突然「ストッ!」と落ちるアクションがランダムに入る、これがマジたまらんのです👍
ジグのバランスは、ほぼセンターバランス。
薄くセンターバランスのボディが、その秀逸なアクションを生み出しているのです。
ただ、この薄いセンターバランス故の欠点が、悪天候時のキャスティングに現れることがあります。
風が強い場面ではキャスト時の飛行姿勢が乱れがちで、バランスを崩し失速しやすいのが唯一の欠点。
しかしながら、それを補っても余るジグの動きの良さ、まさに名品ですよ。
私の場合、ヒラメは元よりショアジギの主力として外す事が出来ないジグ、それがアフタバーナーです。
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セカンドステージ 刃nano(ヤイバナノ)
セカンドステージさんからスーパーライトジギング対応として発売されているのが、この刃nano(ヤイバナノ)。
元々は同社から発売されているオフショア用のセミロングジグの刃(ヤイバ)が原型。
その独特の中華包丁の刃先を連想させる背中が丸くなった形状は、潮受けを減らし引き重りを少なくすることに効果を発揮しています。
ジグ形状は、センターバランスとなっており、そのボディ側面は真っ平ら。
この真っ平らの側面が、強烈なフラッシングを発生させます。
そして刃ナノの最大の特徴は、フォールです。
刃ナノの水中動画がありましたので、是非ご覧ください。
フラットな側面を活かして素早く横向きに姿勢を変え、まるで木の葉がヒラヒラと落ちるかの如くフォールする様は、弱ったイワシなどの小魚が沈んでいくアクションそのもの。
このフォールアクションを見たら、釣れない訳が無いって思いますよ。
ほんと素晴らしいフォールです。
そしてセカンドステージさんのジグのもう一つの特徴がこちら。
強烈なグローカラーの発光です。
もう圧倒的な光の強さ!
目の周りの塗装とボディに印刷された文字が、クッキリと浮かび上がるほど強烈。
それに、この発光の持続時間が他社のグロー系の塗装がされたジグよりも、抜きん出て長く光を放ち続けるのです。
これはスゴイ!
そして、アイの部分は内径5mmもある大型のアイとなっています。
この大きいアイのお陰で、大型青物を想定した大型で強いスプリットリングを装着可能。
なかなかこの30gサイズで、このような大型アイを搭載しているジグはありませんから貴重です。
飛行姿勢も意外に安定しており、背中のカーブが空気抵抗を減らすのか思ったよりもストレスなく飛び、飛行姿勢も安定してますので気持ちよく使えますね。
フラッシングとフォールでターゲットを仕留める刃ナノ、素晴らしいジグです。
Megabass メタルX スライドウォブラー
正直、紹介しようか迷ったのがこのメタルX スライドウォブラー。
なぜなら、既に廃盤のメタルジグなので、中古でしか入手できませんから。
しかしながら、その小粒でリアルな造形美とメガバスの美しいカラーが、私のサーフ修行で心折れずに挑み続ける、めげないテンションを維持してくれるお気に入りのジグなんですよ。
なんと言ってもこのジグの最大の特徴は、大きく口を開いた様なカップ形状となったヘッド部分です。
ここで水を受けることでウォブリングアクションで泳ぎ、タダ巻き・ストップ&ゴー等の巻きの釣りに対応。
そしてこのカップ状の部分で水を受けることで、移動距離を少なくしアクションさせることが可能なので、ここぞと思う場所でピンポイントで粘ることが出来るのです。
ジグバランスは少しフロント寄りのセンターバランス。
全長が短く幅広のボディとフロント寄りのジグバランス、そして微妙に湾曲したボディの効果によりフォール時に横を向きやすく、ヒラヒラとフォールしフィッシュイターにアピールします。
私がこのメタルX スライドウォブラーを気に入ってる理由の1つが、巻きでも使えるしフォールも良いので、縦の動きと横の動きを複合して使いやすいところです。
キャスト感もフロント寄りのジグバランスですが、ボディ全体が小粒ながら30gあるので結構飛距離も出て気持ち良く使うことができます。
そしてこのジグの魅力の1つは、やっぱ美しいカラーですね。
さすがのメガバス製品ですよ、塗装が綺麗!
しかし、塗装強度はさほど強くないので、ウレタンどぶ浸けは必須。
どぶ浸けの際は、カップ部分をマスキングすることをお勧めします。
じゃないとウレタンの溶液がカップに溜まって埋まってしまいますので。
個人的にはかなり気に入ってるジグが、このメタルX スライドウォブラーです。
オーナばり 投次郎(なげじろう)
オーナーばりさんのカルティバブランドから投技シリーズの1つとして発売されているのが、この投次郎(なげじろう)です。
タングステンジグ並のコンパクトシルエットで、巻きやジャーク時の過度な動きを抑え「スレ」に強いアクションで、水平フォールを得意とし浮遊時間を稼ぎ「食わせ」の間を作れるとのこと。
実は投次郎が発売される以前から、私がかなり気に入って使っていたのが、同じくカルティバブランドの「撃投ジグ ウルトラスロー」です。
(画像上がウルトラスロー)
これ、かなりお気に入りなのですが、ただ、サーフヒラメロッドで使うにはちょっと引き重りがして使い難いのですよ。
元々、ジャーク時の移動距離を抑えるように作られているので、引き重りがするのは当然なのですが、ただ自分が疲れるのです。
やっぱショアジギロッドの方がパワー的にも適正な感じなのですよね。
そんな思いがあったところで、この投次郎の登場ですよ。
30gでジグの幅・長さ共にウルトラスローよりコンパクトになりつつも、その形状はウルトラスロー寄りなのが良いなと。
コンパクトな分、潮抜けも良さげでサーフヒラメロッドで扱い易そうだと思うのです。
ジグのバランス的には、ややフロント寄りのバランス。
このフロント寄りのバランスなので、操作に対する反応も良さげですし水平になり易いのかな?たぶん。
ただ、この投次郎、昨年7月に入手したのですが、コロナ自粛もあって思うようにサーフに行けずで、まだ使ってないので分からないのですよ。
見た目からウルトラスローに近いので既に気に入っております。
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最後に
さて、いかがでしたでしょうか?
ヒラメ狙いで私が気に入って使っているメタルジグを6種類ご紹介しました。
ショアスロー編と言いながらも、ショアスロー用を謳うメタルジグが皆無という(^_^;)
個人的にはガン吉30gさえあれば良いかな。
ほぼ大抵の場面で用が足りてしまうのですけどね。
ただ、それだけじゃ面白くないし飽きますから。
個人的にショアスロー用と言われるジグをあまり使わないのは、釣りのテンポが遅くなってしまうのもあるのですよ。
間違いなくココだ!って場所をじっくり狙うのなら良いのでしょうが。
それなりにジャーク時の潮抜けが良いながらも、フォールで見せることが出来るジグが好きなんですよ。
本音は、ショアスロー用は潮受けが良いので、引き重りがして疲れるのであまり使わないだけですが(^_^;)
まあ、とにかく自分にピッタリ・シックリくる信頼できるルアーを持つことが、何よりも重要な事です。
イロイロと試してみて、好みのジグを探すのも楽しいかと思います。
今回の記事が、どなたかのジグ選びの参考にでもなれば幸いです。
ということで、サーフヒラメお勧めメタルジグ6選はこれだ!(ショアスロー編)でした。
ではまた。
*インスタやってます。
https://www.instagram.com/golomon.hardlure
お気軽にどうぞです。