どうもゴロモンです。
今回は、スピニングリールのドラグメンテナンスを実施しようと思います。
まったりとして正月休みを過ごしております私ですが、さすがに何もしないのも飽きてきました。
釣りに行こうかなとも思うのですが、どこ行っても混んでる気がしますし、渋滞も気になるしで自宅待機です。
そこで、この暇をもて余している時に、普段怠りがちなリールのメンテナンスを行うことに。
今回は、スピニングリールのドラグ部分についてメンテナンスを実施しようと思います。
リールは手持ちの、シマノ 17ツインパワーXD 4000XGを実例としますね。
メンテナンスの内容はドラグのグリスアップです。
実施する際、必要不可欠な物があります。
それはこちら。
●シマノ サービス用グリス DG01(商品名:ACEー0)
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シマノのスピニングリール専用のドラググリスが、このDG01です。
(商品名はACE-0になるらしい)
シマノ製スピニングリールの、ドラググリスアップには、必ずこのグリスを使用しましょう。
機種により違う場合があるかもなので、取説やHP等でご確認ください。
(SWの機種はグリスがDG12になるはず。下記リンク先ご参照ください。)
ダイワ製についてはダイワから発売の専用グリスがあるはずなので、そちらをご使用ください。
(私はダイワ製のリールは使ってないので、詳細を知りませんので申し訳ないです。)
では順に進めていきます。
①分解
まずはドラグ部分を順に分解していきます。
ドラグノブを緩めて取り外します。
開けてみるとドラググリスが多少黒っぽいです。
たぶんカーボンワッシャーのカスが混ざっているのかと思いますが、思ってたより汚れてないですね。
使用頻度が夏のショアジギで使うくらいですし、それほど多い訳でないので大して汚れてはいないのかもですが。
次にマイナスドライバー等を使って、「抜け止めバネ」を取り外します。
弾けて飛んでいかないように、指で押さえながらにしましょう。
抜け止めバネを外したら順に、各ワッシャー(座金)類を取り外し並べます。
後で組み間違えないように、順番に並べましょう。
②清掃
ドラグノブ裏側、各ワッシャーに付着している古いグリスをティッシュペーパー等で綺麗に拭き取ります。
スプール側に付着しているグリスも拭き取りましょう。
ツインパワーXD 4000XGはカーボンクロスワッシャーが使われておりますので、ドラググリスが黒くなっているのは、ワッシャーのカスの影響と思われます。
汚れがひどい場合は、パーツクリーナーで洗浄しても良いかと思います。
その際は、良く乾燥させた後にグリスを塗り込みましょう。
③スプールベアリングへ注油
ドラグワッシャー全てを取り外したスプールにはベアリングが1か所装備されていますので、この機会にオイルを注油します。
オイルもシマノ純正を使った方が無難です。
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「プシュッ」と1回でOK。
④パーツリストの準備
まずはリールのパーツリストを揃え、組み間違えないように確認しながら実施しましょう。
パーツリストはネットからも入手可能なので、必ず確認して進めた方が良いです。
⑤グリスの準備
ワッシャーにグリスを塗り込む前に、DG01グリスを混ぜ合わせます。
このDG01グリスは、使用前は油分が「透明な油」と「白い油」とに、チューブの中で分離していることが多いので必ず混ぜ合わせます。
チューブをモミモミして内部をよく撹拌し、その後チューブの口から針金等で内部を撹拌します。
私は、伸ばしたクリップで中身を混ぜ混ぜしています。
混ぜ合わせるとクリーム色になります。
こうなれば使用OK!
⑥グリス塗布+組み立て
指にグリスを適当に取って、ヌリヌリします。
まんべんなく、タップリと。
少ないより多いくらいの方が良いので、画像程度に塗布すればOKでしょう。
パーツリストを見ながら、もとの通りに組み立てます。
ドラグノブ裏側にも塗るのを忘れずに。
⑦完成
ドラグを軽く締めこんで、ドラグを効かせてスプールを手で回して、グリスを馴染ませたら完成です。
どうでしょう?、意外にも簡単ではないでしょうか。
時間も15~20分程度で完成するかと思います。
ドラグは魚とのファイトの際、急なラインへの負荷を防ぎ、ライン切れ等のトラブルを防ぐ重要な機能。
充分なメンテナンスを施し、不意の大物に備えましょう。
いつデカイのが喰らいつくか分かりませんからね😊
ということで、スピニングリールのドラグメンテナンスでした。
ではまた。