どうもゴロモンです。
今回は、「スコーピオンMGL~スコーピオンレッドの思い出」と題して、スコーピオンレッドを懐かしみます。
9/21~9/23の3連休、台風の影響で海は荒れ模様で釣りに行けず、暇すぎ〰️でした。
そんな中、シマノのHPをみていたところ、ちょっと目を奪われるリールが。
その深紅の姿に、思わず見入ってしまいました。
そうです、
それは、スコーピオンMGLです。
(スコーピオンMGLの画像はシマノさんから借用しております)
スコーピオンMGL(150XG RIGHT)
スペック
・ギア比:8.5
・最大ドラグ力:5.5kg
・自重:215g
・スプール寸法(径/幅):34mm/25mm
・ナイロン糸巻量(lb-m):12lb-130 14-110 16-100
・最大巻上長(1回転):91cm
・ハンドル長:45mm
・ベアリング数/ローラー:7/1
私のようなオッサンには懐かしの深紅のボディー。
そう、あのスコーピオンレッドをその身に纏いしリールが今、存在しているのです。
パワフルかつスムーズな巻き上げと飛びを兼備。
多彩なスタイルに対応する新たな深紅
立ち上がりの軽いMGLスプールを採用し、高い遠投性とキャスタビリティ、低弾道の伸びやかな飛びを獲得した新生スコーピオン。
高剛性のHAGANEボディ内にはマイクロモジュールギアを搭載。
滑らかかつパワフルな巻き上げで多彩なルアーに対応します。
SVS∞はイージーセッティングでベストなブレーキ力を得られます。(メーカー説明より)
さて、この「スコーピオンMGL」ですが、どのようなベイトリールなのか?
その概要はというと、HAGANEボディーにマグナムライトスプール、マイクロモジュールギア、SVS∞(インフィニティ)などを備えた高剛性と遠投性を兼ね備える、中堅ベイトリールってところみたいです。
ところで、「名前のMGLって何よ?」ってことで調べてみました。
(なんせバス関係から離れて随分と時が経ちますので)
MGL=マグナムライトスプールの略。
側面にもブランキング(穴加工軽量化)を配置した軽くて強い飛ぶスプール。
ベイトリールのキャスティング性能を左右するスプールの慣性モーメント。
開発ではその現象を目的にスプール胴径へのブランキングを薄肉化を行ってきましたが、第二世代マグナムライトスプールでは、これまで技術的に難しいとされてきたスプール側面への穴開けに成功。
当社比で慣性モーメント約10%ダウンを達成し、大幅な飛距離アップを実現しました。(メーカー説明より)
難しいことが書いてありますが簡単に言うと、スプール軽量化により回転力がアップしてるってことですね。
これにより飛距離が向上し、キャストフィーリングも良くなるということらしいです。
しかし、よくスプール側面に穴加工しているよな~。
先に穴加工した後に型でプレスしてるのかな??それともスプールの形にした後にマシニングセンタで加工してるのか??
スプールの加工現場を一度見てみたい(気になって仕方がない)。
そして、なんといってもこのスコーピオンMGLのボディーカラーですよ!
その名の通り、スコーピオンレッドですよ。
素晴らしい!
シマノさんから画像を借用しておりますが、歴代のスコーピオンを愛用した人間にとっては、たまらない画像ですよね。
そしてコレ!
このメカニカルブレーキのキャップに描かれたサソリの絵柄、最高です!
ほんと、この画像だけでスコーピオンMGLを購入しようかと思っていますからね。
正直なところ、性能よりもそのカラーとデザインに心をガッチリと掴まれているのです。(けっして性能が劣っているという意味ではございません)
実売価格を調べるてみると、装備されている技術と比較し、非常にコストパフォーマンスに優れた機種だと思います。
:title]
う~ん、マジ欲しくなってきたなー。
さて、スコーピオンMGLを見て、テンションが上がったところで、そのスコーピオンについて懐かしもうと思います。
ここからはオッサンの昔話です。
むかーし、むかーし、あるところに・・・ということで。
まず、最初にスコーピオンレッドを纏ったベイトリールはというとこちらですね。
画像の物は私が大事に持っているバンタムスコーピオン2000です。
バンタムスコーピオン(2000) スペック
・ギヤ比:6.1:1
・標準自重:255g
・ボールベアリング:5
・糸巻量(lb-Yds.):8-260、10-195、12-150、14-140(1ヤード=約0.914m)
発売されたのは確か1990年。
1000番と2000番がラインナップされていて、1000番のほうが小型で糸巻量も少なかったと記憶しているところ。
このバンタムスコーピオンを買った時のことを思い出すと、私が社会人として働き出した頃のことで、確か川崎の中原釣具さんに買いに行った記憶が甦ります。
店員さんに1000番をお勧めされたのですが、2000番を指名した思い出が。
なぜ2000番だったかというと、当時オールスタークラシックで、佐々木保信選手が優勝したのですが、使用されていたリールがバンタムスコーピオンの2000番だったのです(記憶違いかもですが)。
その優勝の記事がBasser誌に掲載され憧れたって訳です。
なのでその影響で2000番を選択したという、なんとも小僧的な選択でしたね(今思えばお恥ずかしい)。
(画像はBasserさんから借用しました)
当時、Basser誌は第3号のころから購入して、擦り切れるほど読んでバス釣りに相当ハマっていましたからね。
あの頃は、ネットなんてありませんから雑誌の情報を得るしかなかったのですよ。
この初代バンタムスコーピオンを購入する前に使っていたのがバンタム ブラックマグナムファイティングスターだったので、この紅いスコーピオンレッドの登場に衝撃を受けたのが思い出されます。
バンタムスコーピオンの滑らかな形状と、そのカラーに魅了されましたからね。
ちなみに、バンタム ブラックマグナムファイティングスターってこれ。
どうです?懐かしいでしょう😊。
高校生の頃に購入した物ですが、大事に大事に保管しています。
ドラグ部分にフィティングスターと銘打った機構が備え付けられているリールです。
まあ、詳しくは別の機会にでも。
話を戻しますが、
そして、次にスコーピオンレッドを纏って登場したのがこちら。
通称「赤メタ」って呼ばれていますね。
バンタムスコーピオン メタニウムXT(RH-32100) スペック
・ギヤ比:6.2:1
・標準自重:225g
・最大ドラグ力:6kg
・ベアリング:6
・糸巻量(号ーm):3-140、3.5-120、4-110、5-90
発売されたのが1992年。
シマノが日本専用にチューンしたベイトキャスティングリール。
なので、その名にXT(エクストラチューンの略が)使われています。
新たにSVS(可変遠心力ブレーキ)を採用し、高剛性のワンピースアルミダイキャストボディーに深紅のスコーピオンレッドを纏って登場したのです。
その見た目のカッコよさと、深紅のスコーピオンレッドの継承に心躍りましたね。
個人的には、このメタニウムXTが一番使ったリールでしょうか。
バンタムスコーピオンと比較すると、別格レベルの高性能リールでしたから。
どえらい進化を遂げたなと。
次の00スコーピオンメタニウムMgが発売されるまでの間は、この赤メタをメインのリールとして使わせて頂いておりました。
今は大事に保管していますけど、分解清掃・グリスアップすれば現役で使えると思いますね。
それくらい出来の良いリールだとおもいます。
今でもファンが多いのもこの赤メタですからね。
そんな訳で、スコーピオンレッドを使ってきた私にとって、このスコーピオンレッドを纏ったスコーピオンMGLは、やはり特別感を持たずにはいられないのです。
今はバス釣りからは離れていますが、スコーピオンレッドを纏っているからには、やはり手に入れたいのですよね。
思い入れが強ければ強いほどに欲しくなるのです。
:title]
スコーピオンレッドの伝統を受け継いだ「スコーピオンMGL」。
手に入れてナマズ用にしようかと目論んでいる今日この頃。
ということで、「スコーピオンMGL~スコーピオンレッドの思い出」、オッサンの昔話を終わります。
ではまた。