どうもゴロモンです。
今回は、22ステラ C5000XGを使って感じたところをお伝えしようかと思います。
(あくまでも私ゴロモン個人の使い方による感覚と独断と偏見に満ちた内容となりますので、ご了承をお願いします)
インプレするについて
私がシマノ 22ステラ C5000XGを4月に入手して、約3ヶ月になろうとしています。
シマノのフラッグシップリールを手に、サーフで至福の時を過ごさせて頂いている今日この頃。
ステラを握り、キャストし、そして巻いて、海を感じながら過ごすサーフでの1日は、私にとって特別な癒しの一時です😊
22ステラを入手以来、これまで6日と半日の期間、時間にして約60時間少々をサーフで使ってきました。
その間、デカいアカエイに57cmのヒラメと、そこそこの負荷を掛けてのファイトが出来ましたので、ここで最初のインプレッションをしてみようかと思います。
INFINITY EVOLUTION
22ステラは「INFINITY EVOLUTION」ということで、大きく3つの進化が謳われてます。
それは、「インフィニティクロス」「インフィニティループ」「インフィニティドライブ」の3つです。
なので、今回はこの3つの視点を中心に、私が実際に感じたところをお伝え出来ればと思います。
インフィニティクロス
先ずは「インフィニティクロス」から。
ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積を向上させ、ギアの歯面にかかる負荷を広範囲に分散させたのが「インフィニティクロス」。
ギアへの集中的なダメージを防ぎ、従来設計よりも耐久性が約2倍へと向上しています。
ギア歯面の接地が広がり、耐久性が2倍ということですが、正直なところ感じることは難しいですね😅
ステラ特有の、静かで滑らかな巻き心地は素晴らしいですが、ギアの耐久性の違いまで私には判断出来ないです。
(ニュータイプなら別か。私には無理っす)
しばらく使った後に違いを感じるのかも知れませんが、そこまでハードに使いませんから、私の週1程度の釣行では耐久性を実感するには、なかなか難しいのかなと思っています。
インフィニティループ
内部構造の進化によりスプールが上下する速度を圧倒的に低速化。
スプールにラインが整然と緻密に巻き付けられることで、ラインの放出抵抗を大幅に削減したのが「インフィニティループ」。
今回の進化の中で最も分かりやすいのが、このインフィニティループと呼ばれる「超密巻き」でしょう。
もう見た目で動きが、全く違うことが分かりますからね。
スプールの上下運動がかなり遅くて、ラインがスプールに緊密に巻かれます。
超密巻きでラインが巻かれたその姿は、かなり綺麗で美しいです。
そして、このインフィニティループは見た目だけではなく、飛距離向上にも一役買ってます。
キャストするとスプールからバタつくことなく、「シュパパパパーー!」って感じでスムーズに美しい螺旋を描きラインが放出されます。
ホントに気持ち良くラインが出ていくのですよ😊
このスムーズな抵抗の少ないライン放出が、飛距離UPに繋がっているのです。
特にその事を実感するのがミノーを使っている時ですかねー。
22ステラを使って直ぐに感じたのですが、今までよりも(18ステラの時よりも)飛距離が一伸び違うなと。
距離にすると3~4mくらい違う感じですかねー。
劇的に違う!って訳ではありませんが、今までよりも1つ先まで飛ぶって感じ。
ほんの少しの距離かもしれませんが、フローティングミノーを使ってる場面は特にですが、少しでも飛距離を伸ばしたいもの。
プロダクティブゾーンを少しでも長くルアーを泳がせることで、ヒラメに遭遇するチャンスを増やしたいので、特に重要な要素。
なので、インフィニティループ(超密巻き)は、今回の進化の中でも、私のお気に入りの22ステラの機能です。
インフィニティドライブ
これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗が大幅に軽減。
メインシャフト自体に特殊表面処理や特殊加工を施すことで回転トルクも大幅に低減。
高負荷がかかった状態でも積極的に巻き上げられるリールへと進化しています。
インフィニティドライブが搭載され、ガンガン巻けるリールへと進化したという22ステラ。
実際にその事を実感したのが、内房サーフでグッドサイズのアカエイを掛けた時でしたね。
30分を超えるビッグファイトを繰り広げ、かなり大変だったのですが、22ステラは余裕綽々でしたね。
(以前の画像ですが、こんな感じにヤツが)
リールよりも私のロッド、NESSA LIMITED S1010M+の方が限界付近まで曲がり、これ以上はロッドが危ういという状況となっても、22ステラは余裕でした。
ガッチリと強固な金属ボディはデカエイのパワーにも一切歪みを感じる事なく、まだまだガンガン巻ける状態でした。
最終的には波打ち際で、スナップ結束部のショックリーダーが破断しラインブレイクとなりましたが、もはやステラの前にロッドとラインが無理でしたね。
この事が、インフィニティドライブの力をマジマジと感じた場面でした。
DURAクロス
新材料による新しいドラグワッシャー。
従来のドラグワッシャーの繊維に、直交するように新たな繊維を織り込み、滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上に高めたというドラグワッシャーです。
18ステラC5000XGのドラグワッシャーは、4000番台以下のステラと違い、耐久性重視のクロスカーボン製のドラグワッシャーが装備されていました。
22ステラでは、新たにDURAクロスという耐久性を高めたドラグワッシャーになっています。
実際に、デカエイとヒラメで試す事ができたのですが、設定した任意のドラグ位置でドラグを出したい時に、必要な分だけ滑らかに反応してくれました。
57cmのヒラメを釣った場面では、ファイト中に2度の突っ込みを喰らったのですが、急な突っ込みに対しても確実にドラグが作動し、引きが弱まれば即座に止まり余分な動作もなく、さすがステラのドラグって感じでした。
お陰様で、口切れすることもなく無事にランディングとなり、いい魚に出会えることが出来ましたね。
ステラ様様ですよ(#^^#)
とにかく今現在、22ステラの凄さを存分に感じ、満ち足りた釣行の休日を楽しんでいる訳です。
気になる事象
そんな大満足で使っている私ですが、ちょっと気になる部分もあるのですよ。
それはライントラブルです。
実際に使い始めてから6~7回のライントラブルに遭遇しています。
私自身の使い方も大きく影響しているのかとは思いますが、ちょっと頻度が多い感じがしています。
トラブルが出ない日は全然出ないのですが、出ると1日に2度、3度と発生したことも。
大概のトラブルはPEラインの途中でモモってしまい、糸絡みが発生したのですが、その内2回は、ベイトリールのバックラッシュの如くスプール内で絡んでしまいラインが放出されないほどのトラブルでした。
これが発生したのがウェッジ95Sと、フリッパー32gを使っていた時で、確かルアー交換して2~3キャスト目だったかと記憶しています。
(交換して最初の1キャスト目ではなかったことは確かです)
このトラブルで大事なウエッジ95のディアボロ(UV)を失う悲劇に見舞われたので、強烈に心に刻まれた出来事・・・(-_-;)
あくまでも推測ですが、私の場合、釣行中は頻繁にルアーを交換するんですよね。
まず最初は、近場をミノー数種類で攻めた後、シンペンかメタルジグに交換して遠くを探り、最後にミノーかワーム系で再び近場を探るってローテーションが多いです。
今回のライントラブルですが、ミノー系から交換後に発生したように記憶しています。
この事象についてですが、松岡豪之さんの動画で仰られていたのですが、ルアーを軽量の物から重い物に交換した後や、その逆で一般的に起きやすいってお話でした。
私自身の使い方により、ラインにネジレとヨレが蓄積していたであろう事も大きく影響しているとは思いますが、より緻密になった22ステラのインフィニティーループ(超密巻き)には、もう少し丁寧な扱いをした方が良いかなと思いました。
特にルアー交換直後、横風や向かい風で失速するような場面においては、急激な変化はライントラブルの元になりそうなので、数回ラインを馴染ませる感じで軽めにキャストし、テンション掛けて巻くことを念頭に、しばらく試してみようと考えています。
まあ、そもそもラインのネジレ・ヨレを取るのを面倒くさがってやらないから、こんなことになるのでしょうけどね。
反省です(^_^;)
最後に
シマノのフラッグシップである22ステラ。
スピニングリールというこの小さな工業製品に、これでもかとシマノの技術を搭載し、高い次元で機械部品を組合せ、滑るような摺動を体感することが出来る、素晴らしいリールです。
「ものづくり」で機械加工を職業としていた私には、この製品の凄さに感服するばかり。
ホントに凄いですよ!
お気に入りの道具を手にサーフで過ごす日は、私にとってかけがえのない人生の中の充実した一時。
そんな想いを高めてくれる22ステラ。
買って良かったと思っているリールです。
まだまだ使い始めたばかりなのでまだ見えてない・理解していない・感じていない部分もあるでしょうが、是非使いこなして楽しい釣りの思い出を作ろうと思います。
ということで、22ステラC5000XGインプレッションでした。
しばらく使ったらまた印象変わるかもですね。
その時は、また記事にしてみようかな。
ではまた。
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