どうもゴロモンです。
今回は、ナマズ用に使用するためのパックロッドを探してみようかと思います。
(年末年始の休みが暇なのでね)
毎年、梅雨前~夏の間で私が楽しんでいるのがナマズゲーム。
サーフでホゲって落ち込む私を、つぶらな瞳と可愛いヒゲで癒してくれる、ありがたい存在のナマ様。
そんなナマズゲームを毎年楽しんでいるのですが、昨年、愛用の自作パックロッドを破損してしまったのですよ。
一度は修理して使ったものの、見事に再破損させ復活が困難な状態になっているのです。
修理は出来なくもないけど、結構手間が掛かるなと。
そんな訳なので、新しくロッド購入を検討しようかと思います。
私がナマズ用にロッドを探す条件はというと、以下のような感じです。
①パックロッド(仕舞寸法60cm以下)のベイトモデル
②全長は6~7ftくらい
③パワーはMクラスのレギュラーテーパー
④価格2万~3万円
①は、ご近所のタ◯ゾン川へはチャリで出撃することがほとんど(駐車場が結構少ないので)。
なのでパックロッドが必須。
基本使用ラインは太く(現在PE4号)、トップとチョットだけ巻物なのでベイトモデル。
②基本的にオープンウォーターでの釣りであり、川幅もあるのでキャスト精度より飛距離が欲しい場面が多いので、ある程度の長さが欲しい。
③トップ主体の巻物でのナマズ狙いなので、食い込みの良いレギュラーテーパー。
そして、川の流れの中で60~70クラスを寄せるバットパワーが必要。
④自分の釣りはサーフヒラメがメインなので、程よく満足感を得られる性能、デザイン、メーカーである中級機種がベスト(高額の物は買えませんから)。
以上のような感じでロッドを探してみた結果該当するのが以下の品々です。
スコーピオン1652Rー5 スペック
●全長:1.98m(6.5ft)
●自重:130g
●継数:5
●仕舞寸法:47cm
●適合ルアー重量:7~28g
●テーパー:R
魚種、フィールドを特定せず、大自然の中でマルチに楽しむための“JAPAN STYLE”トラベルロッド。
携行性に優れた「ワン&ハーフ2ピース」「5ピース」構造、レギュラーテーパーを主体としたロッドアクション、太糸やラインシステムにも対応する大口径ガイドなど、ルアーフィッシングの原点に立ち返った汎用性の高いロッドです。(メーカー説明より)
●1652R-5
数々のリグに対応するスタンダードバーサタイルロッド
トップウォータープラグからヘビーシンキングミノー、さらにはワーミングまで器用にこなすため、複数ロッドを持ち運べない状況下で頼れるバーサタイル性能を誇る1652R。グローバルターゲットを狙うにあたっての、最初の1本に。(メーカー説明より)
シマノから2019年に発売となったのが、このスコーピオンシリーズ。
旧ワールドシャウラ(青シャ)と同等のブランクスを採用しているとのことで発売前から人気のロッドとなっていました。
そんなスコーピオンから選ぶのは1652R-5。
6.5ftのパワーMクラス(2番パワー)、継数5本で仕舞寸法47cm。
間違いなく私が選ぶ条件の、ど真ん中ストライクですね。
しかもスコーピオン世代を虜にするこの意匠ですよ。
●グリップ部のスコーピオンレッド!
マジで素晴らしすぎる。スコーピオンレッドを纏ったこのグリップ!最高ですよ。
握りやすさとパワー伝達のバランスはそのままに徹底した軽量化を図ったパーフェクションシートXTと、ストレートコルクを組み合わせたグリップ部。
2番パワー以上にはオールダブルフットガイドを採用するなど、タフで扱いやすい仕様を追及。
ロッドエンドにはサソリのエンドキャップ、ロッドのバット部分にもサソリマークが入っています!
ヤベー、かなり魅力的すぎる。
コルクグリップ部への「Scorpion」のロゴとアイテム名。
そして紅いリングの装飾と、心くすぐる良い装飾ではないでしょうかね!
●大口径ステンレスフレームガイドの採用
ガイドはヘビーラインの使用を想定した大口径ステンレスフレームSicガイドを装備。
2番パワー以上は強度&剛性重視のオールダブルフットガイドを採用し(ベイトのみ)、パワーフィッシングに対応。
私はナマズゲームに使っているメインラインはPE4号なので、抜けの良い大口径ガイドであることは嬉しいところですね。
●スパイラルX&ハイパワーX採用の軽量でタフなブランクス。
軽量で扱いやすく、しなやかでありながら、タフでパワフルなブランクスを実現。
その核となるのがスパイラルX、ハイパワーXといった、シマノ独自のカーボンテープ構造。
スパイラルXとハイパワーXでロッドのネジレと潰れを克服するシマノ独自の構造。
その見た目もX状に巻かれたカーボンテープのブランクスが美しく、持つ者に満足感を与えてくれます。
私もサーフヒラメロッドのNESSAとNESSA LIMITEDでその恩恵を受けておりますが、非常に軽くパリッとした感じで、振り抜けの良さが素晴らしいロッドです。
このスコーピオンはどんな感じなのか、非常に気になるところです。
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しかし、このスコーピオンを買ったら、合わせてスコーピオンMGLを買わないといけないと思うのですよね。
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このスコーピオンレッドのロッドには、やはりスコーピオンレッドを纏うスコーピオンMGLを装着すべきだと、スコーピオンレッドに魅せられた人間は思うのです。
合わせて約5万円也・・・ヤベーなこりゃ😅
●メガバス オロチXXX(カイザ) F4-610K-4P
●オロチXXX(カイザ) F4-610K-4P スペック
●全長:1.86m(6.1ft)
●自重:145g
●継数:4
●仕舞寸法:54cm
●適合ルアー重量:7~21g
●テーパー:R
●kabt(X47-ASL Metal Fiber Blanks)
高伸度・高追従性に富むMSF(マイクロスクリームフアイバー)をベースに、ASL(形状記憶金属)繊維を47度のマイクロピッチで編み上げ、そこで生まれる小さな複数のXパターンを、さらに強靭な大きなX軸が囲い込む。
ASL繊維を編み上げて生まれる、Newロッド素材「kabt」は、軽く、高い荷重耐力と高伸度復元性に富む、メガバス・ファクトリーが誇る次世代のロッドマテリアルです。(メーカー説明より)
なかなか難しいことが書いてあるのですが、X状に巻いたカーボンシートとASLと呼ばれる金属繊維とを重ねることで、ベリーからバット部に固さと粘り強さを持たせた強靭なバットパワーを得ているということらしいです(たぶん)。
その「kabt」の装備により美しい模様となってロッドに装飾されることにもなっています。
独特の模様ヘビ皮っぽい感じもあり、ちょっと派手な感じも受けますが、なかなか綺麗で持つ者に満足感を与えてくれますね。
●リールシート・グリップ部
Spiral Architect Reel Seatと呼ばれる凝ったデザインのリールシート・グリップ部。
いかにもメガバス感があって普通じゃない、他のロッドとの差別化があって人と違う物を好む人間には好かれると思います。
黒いリールシートから見える「kabt」のブランクス文様がカッコイイ。
グリップもコルクとEVAの組み合わせになっているのですよね。
なかなか良いのではないでしょうか、私は好みです。
●エンドキャップ(Orochi Cloisonne Emblem)
う~ん、なんでしょうかね・・・。
このヨーロッパ車についているエンブレムを彷彿とさせるこのデザイン。
正直、個人的には・・・かな。
まあ、別に目に付きやすい場所では無いので、まあいいんですけどね。
もうちょっと「オロチ」で日本的なデザインが欲しかったかな(オロチと言えばヤマタノオロチですからね)。
●ガイド(Megabass Original Guide Setting)
ガイドに関しては、HPを閲覧しても特に情報がないですね。
SiCにステンレスフレームでしょうけどKWガイドかな?
今時、変な物は使わないでしょうけど、よく分かりません。
ガイドフレームが、黒く塗装を施してあるので締まった感じを受けて良いですね。
さて、メガバスのオロチXXX(カイザ)、デザイン的にも結構好みのロッドでした。
それに、メガバスのロッドって今まで使ったことがないのですよ。
昔は、なんだかミーハーで流行りな気がして避けていたので。
お値段的にもOKな感じなので気になっております。
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●ORYMPIC COMPATTO(オリムピック コンパット)
GCMC-705M(ベイトキャスティングモデル)
出張先や家族旅行、自転車・バイク・電車での移動でも、いつでもどこにでも持ち運べる本格派パックロッド。
国際線機内持ち込みサイズを考慮し、全アイテム仕舞寸法55cm以下に設定。
またブランクスカラー、グリップデザインを極力シンプルにデザインすることで対象魚を選ばず何にでも使えるシリーズへと進化。
継数を感じさせない癖のないアクションで快適な釣行を約束。専用ケース標準装備で大切なロッドを守ります。
釣りが大好きなあなたへ「Always Together」いつでも一緒。(メーカー説明より)
●GCMC-705M(ベイトキャスティングモデル) スペック
●全長:2.14m(7.0ft)
●自重:107g
●継数:5
●仕舞寸法:49.5cm
●適合ルアー重量:MAX30g
●アクション:Regular
2017年にモデルチェンジしたコンパックシリーズの中で、唯一となるベイトキャスティングモデルが、このGCMC-705M。
特筆すべきは7ftのロングロッドでありながら107gという軽さ!、それでいてMAX30gまでキャスト可能なパワーを持つとは恐るべしです💦。
これは、かなり軽くて強いという高性能ロッドとなるのではないでしょうか。
さすがは自社窯を持った老舗のオリムピックというところでしょうかね。
ゴルフクラブのシャフト作りのノウハウも応用されているのでしょう。
そんなオリムピックのコンパックですが、数々の技術と拘りが詰まっているロッドの様子。
●ライトウエイトグラファイトクロス
ライトウエイトグラファイトクロスは、織物の中でも最軽量を誇るスーパー織物です。
グラファイトクロスのフィーリングをそのままに、レイアウトの自由度が増し、新しいフィーリングをもたらします。*フィッシングロッドのみに採用。
●グラファイトクロスとは
綿密に編みこまれた構造のグラファイトクロスは、単一方向繊維だけでは成しえない優れたフィーリングを生み出します。
縦横に編み込まれたカーボン繊維同士が、あらゆる方向に高い剛性を生み出し、フィーリングのみならず、機械的強度にも優れた物性を示します。(メーカー説明より)
このコンパックにはゴルフクラブでも採用されているグラファイトクロスを応用したライトグラファイトクロスなるカーボン繊維が使われており、この恩恵により軽量で高剛性なブランクスとなっているようです。
なので、7.0ftで107g、MAX30gを背負えるという性能になる訳ですね。
●ガイド(SiC+チタンフレーム)
全モデルにチタンフレームSiCリングガイドを標準装備。
ベイトモデルにはKWガイド+Kガイドをセッティング。
KガイドにKWガイドは糸がらみが少ないので、PEラインを使う方には特に嬉しいですね。しかもチタンフレームですよ!、拘ってます。
今まで私が使ってたパックロッドは、そんな便利なガイドフレームは無い時代に作ったロッドでしたからね。
●リールシート
ベイトモデルには握りやすいTCSリールシート。ダウンロック仕様。
最も定番のリールシートと言えばFujiのTCSシートでしょう。
まあ間違いないシートですから。
無難って言えば無難です。
●グリップ
グリップマテリアルは高強度・耐久性に優れているEVAを採用。
セパレート形状にすることにより軽量化に貢献。
●ジョイント
ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用し、スムースなベンディングカーブを実現。
パックロッドで重要なのが、何と言ってもこのジョイントの部分。
印籠継はロッドの曲がり方がスムーズであり、抜けにくい継ぎ方となりますので、しっかりとしたジョイントを実現していると思われます。
そして、このコンパットは、ジョイント部分にスレッドが巻いてないのですよ。これによりスレッドとコーティングの重さがロッドに付加されないので、軽量化に一役買っているのです。
デザイン的にもスッキリとした印象のロッドになりますし、飾らないシンプルさはオリムピックさんの狙いのところでしょう。
●携帯専用バッグ
携帯に便利な専用バッグ、ティップカバー、ロッドベルトが標準装備。
この専用セミハードケースが付属していることは、私にとって非常に重要なんですよ。
私は、チャリの前カゴに乗せて行きますので、セミハードケースは必須なのです。
これが付属してないと、別途、丁度良い寸法のセミハードケースを探す必要が出てきますからね。
これは嬉しい装備です。
このオリムピックのコンパット、非常に拘りが詰まった高性能・高品質のパックロッドだと思いました。
しかし、あまりもシンプル過ぎる・・・。
この値段で、このシンプルさは厳しいですなぁー、オリムピックさんの狙いなのでしょうけど、もうちょっと持つ者に誇りが持てるデザインというか・・・ね。
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性能に比例した相応の値段なのでしょうが、もう少し色を付けて欲しかったなと。
さて、ここまで3本のパックロッドを見てきました。
「メガバス オロチXXXF4-610K-4P」
「オリムピック コンパットGCMC-705M」
どれも魅力的で正直、選ぶのが難しいところです。
スコーピオンレッドはたまらんし、オロチのデザインとメガバス使ってみたいし、マニアックな私にはオリムピックってピッタリな感じがするしで。
ナマズのシーズンはもう少し先ですし、フィッシングショーでも各ブースを回って情報を得て、更に検討しようと思います。
こうやって、あーだこーだと考えてる時が楽しいのですけどね。
ということで、「ナマズ用パックロッドを探してみる」でした。
明日から仕事始め・・・行きたくねぇぇぇーぁぁぁー😱
ではまた。
2022年1月追記
なんだかんだ迷いましたが、メガバスのVALKYRIEを購入しました。
いいロッドですね。
詳しくは下記記事にて。