どうもゴロモンです。
今回は、「がまかつ」から発売中のフック、ツインSP-MHを購入してみましたのでご紹介です。
●バラシ0への挑戦!!
・あらゆる開き角度でフッキングし、ファイト中もあらゆる角度で追従するため、バラしにくく(フックホールが開きにくい)、「バラシ0への挑戦!!」を可能とします。
・2次フッキングが少ないため、トレブルフックより魚へのダメージを軽減。
・プラグへのセッティングを外向きにすれば、フックがボディにあたる音がせず警戒されにくい!
(メーカー説明より)
●開き角度が自在に変わる!
このツインSP-MHは、見た目はダブルフックなのですが、ただのダブルフックではなく、シングルフック2個を組み合わせたフックです。
シングル2個を組み合わせチューブで結合することで、魚にフッキングした後は、開き角度が自在に変わることが可能となり、ハリ穴が拡がらずフックアウトすることが極端に少なくなるとのこと。
下画像のように、フックの開き角度が自由に動きます。
ナマズ等の捻じり系のファイトをする魚にも効果ありそうです。
ただ少々気になったのは、チューブで2本のフックを結合してあるので、劣化と共にそのうちチューブが切れそうな予感はします。
まあ、チューブが千切れる前にフックが錆びるか針先が鈍るでしょうけどね。
●フックがあたる音がしない!
そしてこのツインSP-MHのもう一つの特徴が、「フックがボディーにあたる音がしない」ってことです。
ツインSP-MHのプラグへのセッティング方法は、フロントを下向き、テールを上向きにセットする方法が基本。
このセッティングにすることで、フックポイントがボディーにあたることが無く、音がしないという事なのです。
確かに通常のトレブルフックを装着して使うと、ルアーのボディに丸くフックサークルが刻まれてしまいますからね。
例ですが、画像のライザーベイトは、フックサークルで塗装がボロボロに😢
当然こうなるということは、アクション中にフックがボディーにあたり、音がしてるということです。
●ツインSP-MHを買った理由
さて、ここで私がいつも愛用しているトレブルフック、カルティバSTX-45ZNではなく、何故にこのツインSP-MHを購入したのか?というと、
その理由はこちらです。
ima サスケ 120裂波
「マットピンクイワシ」を購入したからなのです!
流行りのマットピンクを纏った、サスケ120裂波。
もう爆釣の予感しかしませんよ、最高(^^)v
一目見て心を奪われてしまった私ゴロモン。
勢いの任せて、こんなことに。
「マットピンク三連星」参上!!
ヒラメ相手にジェットストリームアタックを仕掛ける所存です(^_^;)
てなことで、マットピンクを購入した訳なのですが、ちょっと思うことがありまして。
いつもであれば塗装面の保護のために、使用前にウレタンどぶ浸けした後に出撃とするのです。
しかし、ウレタンどぶ浸けすると当然ツヤツヤのピッカピカになる訳ですよ。
以前どぶ浸けしたレアリスジャークベイトとハリバット90のマット系の塗装は、ツヤ有りのピカピカに😅
どうです?、
いい艶が出てるでしょ👍
そう、ウレタンどぶ浸けすると、マットである意味が全く無くなるって訳です。
そこで、ボディにフックがあたらない「ツインSP-MH」を導入してみようということなのです。
●フックの重さ比較
では、早速セッティングといきたいところですが、まず気になるところがフック重量と、フック自体の水抵抗です。
重量については、カタログ値では以下となっています。
●ツインSP-MH
#6:0.45g(スプリットリング除く)
#4:0.61g(スプリットリング除く)
いつも使うカルティバSTX-45ZNはというと、
●STX-45ZN
#6:0.57g
#4:0.78g
1本あたり、#6で0.12g、#4で0.17gの違いがあるということです。
まあ、海の波立つサーフで、タダ巻き中心で使う私にとって、この重量差は誤差みたいなもんってことで。
水抵抗については、フックが1本少ないので抵抗が減り、アクションは大人しくなる傾向にある訳なのですが、これは装着して実際の動きを見ないとなんともですね。
フックの向き(上向き・下向き)でも変わることがありますから。
●サスケ120裂波に装着してみたら・・・
では、実際にサスケに装着してみましょう。
サスケ120裂波の標準装備フックは#6のトレブルフックなので、同じくツインSP-MHの#6をセットしてみます。
フロントとセンターを下向きに、テールを上向きに#6をセットします。
装着してみましたけど、なんとなく小さい感じを受けるのは気のせいでしょうか?
フックの本数が少ないからかな?
気になるので、もう1つのサスケに#4のツインSP-MHを装着してみました。
画像の上が#6、下が#4を装着しています。
#4だと、ちょっとデカイかな。
#5くらいがちょうど良い感じになりそうだけど、#5って残念ながら設定されて無いのですよね。
そして、#4にした際にちょっと気になるのがこちら。
フロントとセンターのフックが絡んでしまうのですよ。
#6は絡むことは無いのですが、#4はお互いを拾ってしまう結果となってしまいました。
このトラブルが出ると、全く泳がず釣りになりませんからねー。
イライラするし。
そういうことで、サスケ120裂波については#6で決定とします。
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●アスリート+では・・・
さて、ついでにもう1つのマットカラーがあるのですよね。
それはこちら。
先日ご紹介したアスリート+105SVGのマットピンクです。
こちらも同じくツインSP-MHに交換しようと思います。
アスリート+105SVGの標準フックは#6のトレブルフックです。
なので、#6のツインSP-MHを装着といきたいところですが、サスケで3本使ったので残り1本しかありません。
なので#4のツインSP-MHをセットしようと思います。
#4に変更するにあたり、1点気になる部分が。
それは、アスリート+105SVGのフロントとテールアイの環が小さいのですよ。
(特にフロントが小さいですね)
#4のツインSP-MHに付属のスプリットリングが大きいので、アスリート+のアイとの合わないなと。
なので、各フックのリングを入れ替えることにします。
各フックのスプリットリングを外して、入れ替え。
そして装着します。
●完成!
こちらは、#4でもお互い絡むことがない距離なのでOK。
アスリート+105SVGは#4で決定ということで。
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これで、マット塗装のサスケ120裂波とアスリート+105SVGへのツインSP-MHの装着が完了です。
後は実際に泳がせてみて、納得の泳ぎかどうかを判断したいと思います。
そして、塗装がどれだけキズ付かずに長持ちするのかです。
とりあえず、試しにセットしてみましたが、その効果はいか程なのか?は実際に使ってみないとですね。
気長にサーフ行けるような日が来るのを待つとします。
ということで、がまかつのツインSP-MHを付けてみたってことで。
どなたかの参考にでもなれば幸いです。
ではまた。
*追記
2020年11月に実際に使った感じを記載します。
実際にヒラメを釣りましたが、フッキング~キャッチまで、問題なく釣り上げる事が出来ました。
またキャッチ後、地面に置いてラインが弛んでも外れる事もなく、しっかりとフッキングしてました。
なかなか良いフックですね👍
ただ唯一気になったのは、錆びるのが早いなと。
下画像は1日サーフで使い、帰宅後にルアーを水洗いしましたが、1回の釣行で錆びが結構出ました。
いつもZNコートのフックを使っていますので、錆びが出ず徐々に黒く変色していくだけなので、この錆び具合にちょっとビックリしました。
なので、使用後はすぐに水洗いしておくことをお勧めします。
(ペットボトルに洗浄用の水持って行けば良いですね)