釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

メタルジグ再塗装~ウレタンコーティング編

どうもゴロモンです。

 

今回は、以前途中まで進めていました、塗装とホロシート貼りまで完了していたメタルジグに、ウレタンどぶ付けコーティングを実施しようと思います。

メタルジグ再塗装~塗装剥ぎ・下地編 - 釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー 

メタルジグ再塗装~塗装・ホロシート貼り編 - 釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

 

まあ、やり方は以前記事として載せた方法と、たいして変わりありませんので、ご了承を。

ウレタンコーティング - 釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー


f:id:golomon:20180115111648j:image

前回は塗装・シート貼りまで完了していましたので、充分乾燥させたところで4~5回のウレタンどぶ付けコーティングに入ります。

 

今回のメタルジグには、以前の検証からACCEL ウレタンコートMJ+を使用します。

 コーティングしたジグの検証 - 釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

f:id:golomon:20180115111856j:image

どうやらMJ+のほうが耐久性がありそうなので。

 

ということで、以下の物を準備します。

・ACCEL ウレタンコートMJ+

・ACCEL ウレタンコートうすめ液

・クリップ(S字状に曲げた物)

・乾燥ブース(事前に段ボールと針金などで作成します)

・800番の耐水ペーパー(サンディング用)

・新聞紙

・500mlペットボトルを半分に切断した下側(底があるほうです)

・デザインカッター

f:id:golomon:20180115134737j:image

 

 1、実施前の注意点

・天気の良い風のない乾燥した日に実施しましょう。

これは瓶の注意書に記載されていますが、溶剤は空気中の湿度により硬化しますので、湿度の高い日や雨天時、雨天の翌日に実施すると、塗装面の白濁や瓶中の溶剤の硬化などの不具合が発生します。

又、風があるとホコリが塗装面に付着しますので、風の無い日に実施しましょう。

 

・臭気があります

ノントルエンの溶剤となりますが臭いがありますので、屋外など風通しの良い場所で実施しましょう。

家の中で実施して、家族からのクレームには充分ご注意ください。

 

・火気厳禁

火気厳禁の溶剤となりますので、タバコを吸いながら等はお止めください。

 

2、どぶ付け作業

どぶ付け作業に入ります。

乾燥ブースを用意して、ペットボトルを半分に切断した下側に新聞紙を詰めてジグから垂れる溶剤の受け皿とします。

※乾燥ブースの作成法は割愛させて頂きます。作成法は以前の記事「ウレタンコーティング」をご参照下さい。

ウレタンコーティング - 釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

 

ジグをS字状に曲げたクリップでアイ部分を吊るし、溶剤の中に全体をゆっくりと浸けます。

f:id:golomon:20180115155508j:image

 どぶ付けしたらジグを取りだしペットボトル受け皿でジグからの滴を受けます。

その際、溶剤の中蓋を素早く締めて、瓶中の溶剤硬化を防ぎます。

 

どぶ付けしたジグから垂れる溶剤のタイミングを見計らって、乾燥ブースに吊るします。

f:id:golomon:20180115160305j:image

そのまま最低でも約半日程度は放置しましょう。

 

どぶ付けが終わったら、溶剤の中にうすめ液を入れます。量は適当です。私は「ジョボ」って感じで入れてますよ。

 

これは次回に使用する時まで、瓶中の溶剤が硬化することを防ぐ為に実施するものです。

 

溶剤使用後は毎回うすめ液を入れないと溶剤の粘度が高くなり、ジグの表面が凸凹になったり、最悪は水飴状になって使えない状態になります。

 

 又、瓶の縁やネジ込み部分、中蓋と瓶の接触部分に溶剤が着いている場合は、ティッシュにうすめ液を染み込ませて綺麗に拭き取ります。

これを怠ると後で驚くほど開かなくなります。本当に開かなくなりますよ。

私はこれで蓋が開かず、蓋のネジ込み部分にマイナスドライバーを入れて無理やり開けましたが、その際、瓶のネジ部分が砕けましたから😓。

 

溶剤にうすめ液を入れると中でモヤモヤとした感じになりますが、混ぜる必要はありません。

 

溶剤はジップロックに乾燥剤と共に入れて冷暗所に保管します。

f:id:golomon:20180115163505j:image

 

 

3、乾燥作業

ジグは半日程度の乾燥で臭気も気にならない状態になりますので、部屋内に移動しても問題ないと思います(冬季は乾き具合が悪いので、臭気と乾燥状態でご判断下さい)。

 

その後、丸1日程かけて完全に乾燥させます。

 

4、どぶ付け作業(2回目)

乾燥したら2回目のどぶ付けを実施します。

 

前回ヘッド側を上にしてどぶ付けした場合は、今度はテール側を上にしてどぶ付けします。

上下を逆さまにする理由は塗膜の厚さを均一化するためです。

 

※アイ部分が溶剤で埋まってクリップが通らない場合は、デザインカッターで除去します。

 

どぶ付け作業を終えたら再度乾燥させます。

 

5、サンディング作業

2回のどぶ付けを終えたジグの表面を、耐水ペーパー800番で水に浸けながらペーパー掛けします。

コーティング面の凹凸や気泡の後を均す程度にペーパー掛けし、削り過ぎて塗装面まで削らないように注意します。

ジグ全体が白くなる感じです。

f:id:golomon:20180115165518j:image

 画像で上手く撮れずですけど。

 

このサンディングは次に実施するコーティング材の付着を良くするために実施する作業となります。

後のジグ表面の強度に影響しますので、2回目以降のどぶ付け後、必ず毎回実施します。

 

サンディング後は水気を乾燥させます。

 

 6、どぶ付け・サンディングの繰り返し

 4~5回のどぶ付け・サンディングを繰り返します。お気の済むまで納得するまで、お好きにどうぞ。

 

7、アイ部分のコーティング材の除去

 4~5回のどぶ付けコーティングが終わったら、ジグの各アイ部分のコーティング材をデザインカッターを使用して除去します。


f:id:golomon:20180115171551j:image

 

良く切れる刃を使って作業を行い、少しでも切れなく感じたら刃を交換しましょう。

 

切れない刃で無理に力まかせに行うとジグ表面を傷つけたり、最悪怪我に繋がりますので。

 

8、完成❗

 ようやく完成ですよ❗素晴らしい艶です🎵

画像で上手く伝えられないのが残念です。
f:id:golomon:20180115171932j:image

 

いかがでしたでしょうか?

計3回の記事に分けてジグの塗装剥ぎからコーティングまでを記載してみました。

読まれた皆様のご参考になれたなら幸いです。

 

完成したオリジナルカラーで、実際に魚を釣りあげた時の感動は忘れられない思い出になることでしょう。

 

海に奉納した際のショックは・・・ですが。

 

ではまた。

[http://www..com/

:title]

[http://www..com/

:title]