どうもゴロモンです。
今回は、アウトドアグッズの中から定番の1つ、「Mamiya アルポット」をご紹介します。
燃料用アルコールの使い道
以前、ルアーの塗装を剥ぎ取る際に使ったのが燃料用アルコール(メタノールね)。
これを使うと塗装が簡単に剥がれるので、かなり便利だった訳です。
しかしながら、塗装を剥ぐためだけに使うには、あまりに量が多すぎますし、そもそも正しくは燃料として使う物なのですよね。
当たり前なのですが。
そこで久々に思い出し、自宅の段ボールの中で眠っていたのを引っ張り出してきたのが、この「Mamiya アルポット」です。
もうかれこれ20年以上前に買ったものですが、大して使わないままだったので、かなり良い状態ですけどね。
アルポットとは?
アルポットとは、アルコールランプ構造の湯沸かしポットで、発売から約30年間に渡り多くの人に愛されている、アウトドアのベストセラー商品で(株)大木製作所さんで作られているらしいです。
アルポットの構造
その構造は下図のようになっており、底部のアルコールコンロでお湯を沸かすという構造。
小学校の実験で使った、アルコールランプと同じようなモノが底部にセットされているのです。
内容物を画像でご紹介すると右上から、本体・アルミカップ・予備燃料入れ・アルコールコンロ(燃料タンク)・内ブタ・外ブタ・収納袋という内容一式となっています。
(たぶん現在も同じ内容で販売中だと思います)
長年使ってなかったのですが、燃料用アルコールを入手したこともあり、先日の鹿島灘サーフ釣行の際に、温かい昼食を釣り場で堪能すべくアルポットを使ったのです。
実際に使ってみたら
昼食として準備したのはこちら。
カップヌードルの中で、私が愛してやまないのがこのチリトマト。
さあ、チリトマトで午後の釣行に向け、自身への充電を開始するとします。
①アルミカップに水を入れる
アルミカップで沸かせる水量は800mlだそうです(大木製作所ページによる)。
とりあえず600mlのペットボトルの内容量を入れると、画像の位置くらいまで入ります。
600mlで、カップヌードルとコーヒー1杯が飲めるくらいでしょうかね。
②アルコールコンロに着火
本体底部のアルコールコンロを取り出し、キャップを開けて着火します。
*注意:ライターが無いと着火できませんので、忘れないように!
以前の車には「シガーライター」が付いておりましたので、最悪ライターを忘れてもそれで着火出来たのですが、今の車には付いてないですからねー。
ちなみに、画像のアルコールコンロの芯の周囲に黒い環(パッキン)が付いていますが、これは閉めていたキャップ部に付いていたものが経年劣化で脱落して付着しているためです。
(この後、この事に気が付かず着火してパッキンが燃えるというアクシデントに見舞われたのは内緒の話です・・・(ノД`)・゜・。)
③着火状態の確認
着火したら本体をアルコールコンロに乗せてお湯を沸かします。
燃焼状態は、本体の覗き窓から見ることが出来ます。
(地面に置くと、なかなか見難いですがね)
④沸騰まで待つ
600mlの水が沸くまで、約15分ってところでした。
おにぎりでも食べながら、スマホをいじって待ちましょう。
⑤お湯を注いで3分待つ
熱々のお湯をチリトマトヌードルに注ぎ、3分待てば完成!
さあ、至福の時を堪能しましょう。
釣り場で喰うカップラーメンの旨いこと!間違いないですね(^^♪
栄養補給とリフレッシュしたことで、午後の部のキャストにも力がみなぎり、パワーもほとばしるという訳です。
最高ですな。
アルポットの優秀な点
そんな釣り場で熱々のお湯を入手することが出来る便利なアルポットですが、その優秀な能力をいくつかご紹介します。
1、雨・風の時も使える
アルコールコンロに本体を乗せる訳なのですが、着火した炎の部分丸ごと本体で被せる状態になりますので、一切雨・風の影響を受けません。
なので、途中で火が消えることが無いのです!
(使用した当日は、小雨が降っていましたが、全く問題なしです。)
それに湯沸し中は、直に炎が露出しない内燃構造なので、火傷や周囲への延焼防止等の安全面でも優秀です。
2、米も炊ける
私は実施したことはありませんが、米も2合まで炊けるとのこと。
お湯だけではなく、炊く・煮るも出来るのでアイデア次第ですが、アウトドアが更に充実したものになるってことです。
レトルトパックも湯せん出来ますよ。
3、災害時に使える
燃料用アルコールは薬局で安価に購入可能です。入手しやすいですからね。
そして電気・ガスを使わないですし、持ち運びも便利なので災害時に非常に重宝しますね。使い方も簡単ですし。
さらに外気温0℃でも使えますので、寒い冬の釣り場でも結構イケます。
アルポットの注意点
さて、良いことばかりではありません。注意点もいくつかご紹介。
●火加減ができない
アルポットの最大の弱点は、火加減ができないこと。
燃やす(ON)か消す(OFF)かの、どちらかしかないです。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べる等には、なんの問題も無いのですが、火加減が必要な料理には向かないですね。
●炎が見えにくい
着火後のアルコールの炎がかなり見え難いです。昼間は特に。
ほぼ見えません。火傷・延焼に注意が必要です。
●燃料用アルコール(メタノール)は有害
燃料となるメタノール(別名メチルアルコール)は人体に有害です。
メタノールは劇物に指定されている有機溶剤であり、過剰に摂取すると視力障害、呼吸困難、意識障害という重篤な症状を引き起こします。
経口・吸入・経皮で体内に吸収されますので、換気を良くし、手に付着した場合は速やかに流水で洗い流しましょう。そして絶対に飲んではいけません。
アウトドアに最適
さて、「Mamiya アルポット」をご紹介しましたが、手軽に何処でも使える非常に便利で優秀な湯沸し器アルポット。
特に釣りなどのアウトドアに最適なグッズだと思います。
アルポット | ||||
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この旨さときたら、通常の3倍の旨さでしょう(^^♪
是非、試してみては如何でしょうか?
ホントお勧めですよ。
ということで、「Mamiya アルポット」でした。
ではまた。