釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

ルアーの塗装剥ぎに挑戦!

どうもゴロモンです。

 

今回は、ルアーの塗装剥ぎに挑戦してみましたので、その模様をお伝えします。


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先日、南房サーフに出撃した際に現地で拾ったショアラインシャイナーZ LH 130FーHD。


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せっかく私の元にやって来たのですから、綺麗に仕上げて、もう一度活躍してもらおうかなと。

 

元のカラーがボラコノシロという、自分では絶対に買わないであろう、超絶面白くないカラー(好きな方、スイマセン😅)。

 

なので好みのカラーに塗り替えるべく、現在のボラコノシロの塗装をデザインカッターで剥ぎ取ろうとしたのですが、これがなかなか大変💦。

 

全然剥ぎ取れないし、非常に手間が掛かる作業に。

メタルジグはパリパリ取れやすいのですが、今回はそう上手くは行かない様子。

 

何か良い方法がないもんかと・・・、

 

やっぱこういう時はGoogle先生に聞いたが早いですねー😆👍

 

先人達のありがたい知恵を借りたところ、どうやら「燃料用アルコール」が効く様子。

 

となれば話は早い、早速近所のドラッグストアで燃料用アルコールを入手しました👍

 

プラグの塗装を剥ぐのに効果があるのは、どうやら燃料用アルコールの中の「メタノール」が効果を発揮してくれるらしいのです。

(入手した燃料用アルコールは、メタノール95%、エタノール5%の物でした)


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*注:メタノール(別名メチルアルコール)は有害です。

メタノール劇物に指定されている有機溶剤であり、過剰に摂取すると視力障害、呼吸困難、意識障害という重篤な症状を引き起こします。

経口・吸入・経皮で体内に吸収されますので、換気を良くし、手に付着した場合は速やかに流水で洗い流しましょう。そして絶対に飲んではいけません

また、消防法による第4類引火性液体・アルコール類に指定されており、引火性の高い液体・蒸気となりますので、火気厳禁で取り扱い下さい。

[http://www..com/

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では、ここからは実際に塗装剥ぎに挑戦したいと思います。

*注:同じように実施して問題が発生しても責任は持ちませんので、実施する際は、あくまでも自己責任での実施をお願いします。

 

1、マスキング

ルアーの目とリップ部分にマスキングテープでマスキングを実施します。


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どうやら長時間メタノールに触れていると、プラグの樹脂が白化するらしいのです。

なので白化防止のため、目とリップ部分にマスキングを実施しました。

 

2、ティッシュペーパーとラップを準備

ティッシュペーパーとラップを用意します。

要するに、ルアーをティッシュで巻いて、メタノールを降り掛けラップで巻くって訳です。


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3、ルアーをティッシュで巻いてメタノールをブッ掛ける

クルクルってティッシュで巻いたら、メタノールを「ジョバッ、ジョバッ」と掛けてティッシュが”ひたひた”になってルアーが透けるくらいに全体に掛けます。


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4、ラップで巻いて30分間待つ

メタノールを掛け、ティッシュで包んだルアーをラップで巻いて、30分間放置して待ちます。


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5、とりあえず完了(30分間)

ラップとティッシュをはがして見ると・・・

なんだか少し塗装面がブヨブヨした感じに。

少し塗装面を爪先で引っ掻いてみたら、塗装が少し剥がれました。


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しかし、ちと硬い感じなので、追いメタノールでヒタヒタにして、もう30分追加で時間延長。

 

6、追加30分(合計1時間後)

塗装表面が、更にふやけた感じが進んでいるように見受けられます。


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爪先で引っ掻くと、簡単に剥がれるではありませんか!


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これはビックリです(゚д゚)!

あれほど剥ぐのが困難であった塗装が、いとも簡単に剥がれますよ!

 

爪で全体を擦り取ると、こんな感じに。


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背と腹の塗装が頑固で、なかなか落ちないです。

後は綺麗にとれましたが、下地のメッキも少々しつこく付いています。

 

7、仕上げ(サンドペーパーと耐水ペーパー)

さらに爪で擦ると、何とかこんな感じに全体的に取れましたが、これ以上は無理。


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ここからは、頑固な背と腹の部分は「サンドペーパー#400」で念入りに、同じく#400で全体を軽く削り取ります。

そして、仕上げに「耐水ペーパー#800」で水に浸けながら、仕上げ削りを全体に行います

 

8、完成

各マスキングを取ったら完成!

なかなか良い感じに塗装が取れたのではないでしょうか。


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ボディー側面の細かい溝の中の塗装は、完全には取り除くことは出来ませんでしたが、今回はボディーのクリアを活かすつもりは無く、ホロシートを貼る予定なので、とりあえずOKです。

 

 

●まとめ

今回、初めて燃料用アルコール(メタノール)による塗装剥ぎを実践してみましたが、意外にも簡単に塗装が剥ぐことが出来たのには驚きました。

 

各メーカーさんの塗装により、効果の有る・無しが出るのかもしれませんが、試してみる価値はあるかと思います。

これで剥がれるのであれば、ホントに楽ですからね。

 

ただ、メタノールは別名メチルアルコール(目散る)と呼ばれるように、昔は密造酒製造に利用され、失明したり命を落とす方が多数出たという劇物

取り扱いには十分注意しましょう。

 

ということで、「ルアーの塗装剥ぎは上々の結果であった」ってことで。

 

さてと、どんなカラーに仕上げようかな。楽しみです。

 

ではまた。