釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

折れたロッドを修理する~接着編

どうもゴロモンです。

 

今回は、破損したロッドの修理を進めます。

題して「折れたロッドを修理する~接着編」です。

 

先日のナマズ釣行の際に、愛用の自作4ピースロッドを折ってしまった訳ですよ。f:id:golomon:20190821221330j:image

 

その経緯は前回の記事をご参照で😢

 

帰宅後、確認してみると接着部分が剥がれて抜けた訳だったのですが、バットの差し込み部分も裂けて割れていたのは、経緯の通りです。

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さて、このロッドを修理する訳ですが、実際どこがどの様になっているかと言いますと、画像の3つの部品の中央に写っているロッドを連結する部品が外れたのです。f:id:golomon:20190821223650j:image

 

この部品の黄線で囲った部分がバット部分に差し込み接着固定されていたところになります。

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ここの接着剤が経年劣化により剥がれて抜けたって訳です。

 

なので、先ずはこの部分を再度接着するとしましょう。

 

①既存接着剤を削り除去する。

先ず最初の作業は、既存の硬化した不要な接着剤をサンドペーパーで削り除去し、同時に形を整えます。

 

サンドペーパーは、荒削り用に#180、仕上げに#400を用意しました。

これで滑らかになるように削ります。f:id:golomon:20190821224652j:image

 

ロッドのブランクスまで削らないように注意して削ります。

多少削れても大した問題じゃないですけど。

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削り完了。

接着剤部分を薄く残したような状態でOK。f:id:golomon:20190821224854j:image

接着剤を削った後が白っぽくなった部分で、穴状に見える部分はブランクス部分になります。

 

この削る作業を実施することで、接着面を目荒しすることとなり、接着力をさらに向上させることが出来ます。

 

 

②接着剤の準備

2液混合のエポキシ接着剤を使用します。

 

今回、私が使用する接着剤は「フレックスコート 5分 エポキシ」ってヤツです。

※英語記載をそのまま読んでますので、正しいかは分かりません。英語読めないので。


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13~14年前に、ロッドを自作していた際に使っていた物を引っ張り出してきました。

たぶん使えると思う・・・😥

現在も販売しているのかは知りませんが。

 

2液性のエポキシ接着剤なので、A材とB材を1:1の割合で混ぜて使用する接着剤となります。

 

同量をチューブから搾り出して混ぜ合わせます。


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かぁー、くっせー🤮。

思い出しましたよ、この臭い❗

何だろう、この独特の臭気。頭が痛くなる・・・。

 

まあ、臭いがするってことは、接着剤として使えるってことでしょう。

 

 

③接着剤の塗布

混ぜ合わせたら、さっさと塗り付けます。

まんべんなく全体に薄めに。

(薄めに塗らないと、後で余分を拭き取るのが大変なので)


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商品名にFIVE MINUTEって書いてあるので、5分で硬化が始まるのかな?

それほど早いとは思えませんけどね。

 

 

④固定・乾燥

接着剤を塗布した部品をバット部に挿入し、はみ出た余分な接着剤をティッシュで拭い取ります。

 

そしてマスキングテープで、ぐる巻きにして固定します。


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そして2~3日、乾燥のために放置します。

 

⑤仕上げ作業

3日間、放置乾燥させたのでマスキングテープを外します。


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おっと❗、バッチリ固まってますよ👍

10年以上経過した接着剤でしたが、使えたのには驚きです。

ジップロックに入れて箱の中に保管してたのが功を奏したかな。

 

では、はみ出た接着剤を「デザインカッター」で削り落とします。

ブランクスに深いキズを付けないように慎重に。
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最後に「油目の平ヤスリ」で仕上げます。


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丁寧に滑らかに仕上げます。

 

 

⑥完了(接着編)

とりあえず接着剤で固定し、表面を仕上げるまでは完了しました。


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この後は、割れた部分にスレッドを巻いて、コーティングすれば、ロッド修理の全ての工程が完了となります。

 

この後の作業は週末にでも実施しようかと思います。

 

ということで、「折れたロッドを修理する~接着編」でした。

 

ではまた。