どうもゴロモンです。
今回は、昨年のナマズ釣行の際に、再び折れてしまったロッドの修理に取り掛かろうと思います。
昨年、ナマズ釣行で使用している自作パックロッドのバット部分が、接着した部分の剥離が原因で折れてしまったのですよね。
1度は修理したものの、ヒビが入っていたブランクスが耐え切れずに、再び折れたのでした。
その辺の経緯は、過去記事をご参照くださいませ。
修理するにはジョイント部の接着を剥がす必要がありましたので、面倒なことになったので、ちょっと諦めていたのです。
その間、新しいパックロッドを購入しようかと思い、候補を探してみたりもしたのですが、イマイチ心揺さぶられる物に出会えなかったのですよ。
まあ、こういう時に無理に買うと、後で後悔することが多いので買わないことにしています。
物も、「出会いが大事」だと常日頃から思っていますので。
そんな感じでズルズルと時が流れ、先日、ナマズルアーのフックチューン記事を書いたのですが、そろそろシーズンインだなーと。
暇はありますので、折れたロッドの修理に取り掛かろうと思った訳です。
●現状確認
そういうことで、折れたロッドがこちら。バット部分から「ベキッ」って折れてます。
折れた部分から、赤いスレッドの先まで、縦にヒビが入っています(分かり難いですが)。
このヒビ部分を除去しないと、負荷に耐え切れずに再び折れることでしょう。
●切断位置決め
なので、ヒビ部分を切断除去するために、切断位置にマスキングテープを貼り位置決めします。
●接着部の剥がし
さて、問題はこのジョイント部の接着固定したブランクス部分の取り外しです。
ガッチリ接着されていますので、ちょっと力を入れたくらいでは外れません。
まあ、外れたら困る部分なので当然ですけど。
どうしたもんかと、ちょっと考えましたが、やっぱこういう時はGoogle先生に先人の知恵をお借りするのが最良ってことで調べると・・・
どうやら熱すると良いらしい・・・たぶん。
ということで、ライターで炙ってみることに。
早速やってみると・・・
!!
なんと、ガッチッリくっ付いていた部分が、次第に緩んで剥がれてきたではありませんか!(゚д゚)!
炙ると勝手にヒビ割れの部分から剥がれてきましたよ。
後はラジペン使って、つまんで引き剥がすと簡単に取れました!
驚くほど簡単に取れたので、マジびっくりです!
もっと苦労するかと思ってましたので、助かりました。
●割れ部分の切断
次はバット部分にまで入っているヒビ割れ部の切除です。
カーボンロッドを切った事など今まで経験無いですが、弓ノコでぶった切ってみましょうかね。
恐る恐るやってみると・・・
意外にも簡単に切れますよ!
もっと、こう裂けるというか割れるような感じになるのかと思っていましたが、軽快な切れ味です。
後は少しずつロッドを回しながら切り進めます。
切断完了!
上手いこと切れました😄👍
●バリ取り
ノコによる切断バリをヤスリで除去します。
半丸のヤスリを使って内側も綺麗に仕上げます。
半丸ヤスリは、いろんな場面で使えるのであるとかなり便利ですよ。
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さて、バリ取り完了!
上手く出来ました👍
●接着
バット部分とジョイントの部品を接着します。
使うのはエポキシ系の接着剤で2液を混ぜ合わせるタイプです。
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接着剤が余計な部分に付かないように、バットの根元部分にマスキングテープで養生します。
接着剤の2液を同量づつ出して、良く混ぜ合わせ塗布します。
●乾燥
丸1日経過したところで、マスキングテープを剥がし、余分な接着剤をデザインカッターで除去します。
そのまま更に2~3日乾燥させればオッケー👌
●完成
思ったよりも上手く出来ましたよ😄
今回は、ジョイント部品がグリップの部分まで入っているので、簡単には折れないとは思います。
そして、出来上がったのでパックロッドの全てを並べてみると・・・
当然ですが、その長さは短くなっている訳ですよね😅
元々7ftの長さで製作したロッドなのですが、以前ティップも折ってしまった事もあったので、今回の修理の分も合わせると、実測したら長さは6.5ftとなってしまいました。
まあ、短くなって操作性は向上しているでしょうけど、ちょっと硬くなった気がしますねー。
う~ん、実際に使って魚掛けてみないと何とも言えない感じです。
さて、なんとか無事に復活させることが出来て、とりあえずは良かったなと。
思い入れのある愛用の自作ロッドなので、また活躍してもらおうかなと思います。
後は、直ぐに折れないことを祈るばかりですが。
ということで、「折れたロッドの復活に挑む」でした。
ではまた。