釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

折れたロッドを修理する~スレッド巻き編

どうもゴロモンです。

 

今回は前回に引き続き、ロッド修理を進めます。

題して、「ロッドを修理する~スレッド巻き編」です。


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前回、接着剤にてブランクスを固定して仕上げ作業までを完了しました。

 

引き続き、スレッドを巻く作業に入っていきます。

 

そうそう、スレッドって何?って方の為に簡単にご説明すると、ロッドにガイドを固定する為に使う糸のことです。

[http://www..com/

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スレッドは、ガイドの固定の他にロッドの装飾をも兼ねており、多数のカラーから自分の好きなカラーを選ぶことが出来ます。

 

使うスレッドのカラーにより、ロッドの印象が凄く変わりますので、個性の見せ所でしょうかね。

 

と、前置きはこれくらいにして、早速進めましょう。

 

①道具を準備する

先ずはスレッドを巻く為に必要な物を準備します。

 

準備品

・スレッド

・マスキングテープ

・カッター

・抜き糸(6lbのラインを輪にしてマスキングテープで固定したもの)


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今回、抜き糸には6lbのラインを使っております。

もっと細いのが良いのですが、手持ちの最も細いラインが6lbしかなかったもんで。

 

では、順を追って進めていきます。

 

②巻く範囲にマスキングテープを貼る

今回はバット部にヒビが入っている部分の全てに巻きますので、かなりの広範囲になります。


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結構バットの根元までヒビが入っています💦。参ったなぁー😣

 

③スレッドを巻く(ピンラインを入れる)

今回はスレッドのカラーを、シルバーと赤の組み合わせにしようと思います。

 

なので、先ずは赤のピンラインを巻きます。

 


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スレッドの端をロッドにマスキングテープで固定して、螺旋状に1~2回巻き付けます。

 

マスキングテープで示した位置にスレッドを巻き付けていきます。


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先にテープ止めした端糸に重ねるように4~5回巻きます。

 

巻いたらそのまま片手の指で押さえ、マスキングテープで固定します。

 

④スレッドを巻く(メインライン)

次にシルバーのスレッドの端をマスキングテープで止め、指で押さえている赤いスレッドに重ねて隙間無く巻き付けます。


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4~5回巻き付けたら、マスキングテープで固定している赤とシルバーの端糸を、カッターで切ります。

 

あとはスレッドが重ならないように、又、隙間ができないように爪で押さえ揃えながら順に巻いていきます。

 

スレッドの巻く範囲が長くなればなるほど、自身の根気と集中力が試されますので、十分ご注意ください。

 

⑤抜き糸の固定

巻きたい範囲の終わり5~6巻きになったら、「抜き糸」を挟み重ねてスレッドを巻きます。


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5~6回巻き付けたら、スレッドを抜き糸の輪に通します。
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⑥端糸の固定

抜き糸を下に引いて、スレッドの端糸を巻いたスレッドの下を通します。


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そのまま引き抜きます。


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引き抜き完了。

余分をカッターで切ります。

 

さらに同じように赤のスレッドでピンラインを入れると、ひとまず完成です。


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ふぅ~、久しぶりに疲れた😵💨

老眼が進んでるみたいで、良く見えないです。

参りました、マジでハズキルーペが必要かな・・・😢

 

⑥仕上げ

巻いただけだと、ちょっと隙間が空いていたり、ちょっと盛上った箇所があるので、ボールペンなどの円筒状の滑らかな物を使って均します。


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⑦完成

これでスレッド巻きは完成です。


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13~14年ぶりの作業でしたが、それなりに出来たと思います。

 

まあ、こればかりは数をこなすしか上達しませんからね。

 

スレッド巻きを詳しく解説された動画がありますのでご参考にどうぞ。

 

私の記事より、すっごい分かりやすいですね😅

 

さて、後はコーティングすれば全ての作業が完了となります。

 

ということで「折れたロッドを修理する~スレッド巻き編」でした。

 

ではまた。