どうもゴロモンです。
今回は、簡単にできるベイトリールの清掃と注油をお送りします。
この極寒の時期、なかなか釣りに行きたくないどころか、暖房の効いた家から出たくないなんて方も多いのではないかと思います。
正直、私は出たくないですから。
そんな時は、シーズン中の戦いに使用した釣具のメンテナンスをしようかなと。
ということで今回、清掃と注油を行うのはこちらのリールです。
17年4月に新品購入し、昨年タ○ゾン川で活躍頂きましたね。
ベイトリールを買ったのは、かれこれ10~15年ぶりくらいでしょうかね。
しかし今のリールは軽くて小さいので、オモチャみたいに感じましたよ。
正直ちょっとチャッチイ感じが・・・。
まあこの辺りの所感は機会あれば別途記事にしましょうかね。
そいうことで、シーズンを使ったままの状態でしたので、綺麗にしてあげようかなと思います。
①ウエットティッシュで拭く
全体的に汚れていると思いますので、各所をウエットティッシュでフキフキしますよ。
まずはラインがバラケないようにマスキングテープ等で貼りましょう。
そうしたら、本体、ハンドル、ハンドルノブ、クラッチレバー部分などを拭きます。
レベルワインドの裏側は結構な汚れ具合ですよ。
指で入らない部分は、綿棒を使って拭きます。
レベルワインドのラインガイド穴付近はラインが通りますので、汚れていますよ。
川のトロロ昆布みたいな物が、へばり付いていましたね💦
②少し分解して清掃
どうしても指や綿棒が上手く入らない部分がありますので、少々分解して拭きます。
たいした分解ではございません。
②-1.サイドプレートとスプールを外す。
まずはクラッチ横の小さいレバーをOPEN側へ切り替えます。
次にサイドプレートを捻るようにスライドさせると外れます。
外れたらスプールを引き抜きます。
②-2.細かい部分の清掃
綿棒とウエットティッシュで拭き取ります。
クラッチレバーの裏側も案外汚れています。
③清掃完了
拭き取り後は、綺麗になりました。
ちなみに使用後のウエットティッシュと綿棒を見ると、こんなに汚れていましたよ。
汚ねーなー。
④注油
清掃が完了したら注油を実施します。
注油箇所は、各取扱い説明書に記載されていますので、ご確認をお願いします。
15アルデバラン51はベアリング2箇所、スプール軸3箇所、ブレーキパイプ1箇所と取説には記載されています。
オイルは附属の専用オイルか、シマノリールオイルスプレーを使いましょう。
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私ゴロモンはZIPのF0オイル。
もう既に絶版で売ってないみたいです。残念ですね~、気に入ってたのですが。
まだ昔のが残っているので使います。
まあこの手の高性能オイルはサラサラなので回転は良くなるのですが、油切れが早いので、釣行前には必ず毎回注油しましょう❗。
※ここで、ブレーキパイプ部分とスプール軸を、ティッシュペーパーで汚れを拭き取ります。結構汚れていますよ。
④-1.サイドプレートのベアリングへ注油
ぶしゅっとな。
④-2.ブレーキパイプに注油
ベアリングに注油した際に、ノズルの先にできた滴をブレーキパイプに付けます。
付けたらノズルの先端で1周回し塗り広げます。
ブレーキパイプに直接吹くと付けすぎになりますので、滴を付けるくらいがちょうど良いですね。
④-3.メカニカルブレーキ部のベアリングへ注油
メカニカルブレーキの蓋を外して中のベアリングに注油しましょう。
ぶしゅっとな。
④-4.スプール軸へ注油
ベアリング注油した際にノズルの先にできた滴をスプール軸に付けます。
付けたらノズルの先端で広げます。
こちらも直接吹くと付けすぎになりますので、滴をつけるくらいですね。
⑤メカニカルブレーキ座金の裏返し
これはお勧めする事項なのですが、メカニカルブレーキの蓋の裏側にくっ付いているメカニカルブレーキ座金を裏返します。
画像の蓋内にある黒い四角い物です。
この座金でスプール軸を押さえていますので徐々に凹むのですが、定期的に裏返すことで座金が長持ちするのですよ。
裏返すと中央に凹みが無いはずです。うっすら形が判ると思いますけど。
⑥組み立て
分解の逆順でメカニカルブレーキの蓋を軽めに締め、スプールを入れて、サイドプレートを取り付け組み立てます。
⑦ウォームシャフトへ注油
ウォームシャフトへも注油します。注油後はハンドルを回して馴染ませます。
ウォームシャフトは高性能オイルの必要性を私は感じませんので、附属のオイルを使用しています。
⑧完成です
最後にスプールをフリーで回転させたり、クラッチを繋いでハンドルを回して油を馴染ませれば完了です。
いかがでしょうか?大したこと無いでしょ。
取扱い説明書に記載されている部分への注油だけでも、リールが随分長持ちすると思います。
良い値段の品物ですから、大事に使ってあげましょう。
ではまた。