どうもゴロモンです。
今日はちょっと考えさせられるべき事があったので、思いを書かせて頂きます。
ご存じの方も多数いらっしゃるかと思いますが、12/15(金)22:05頃、千葉県の富津岬から約1km沖の干潟で釣りをしていた4人が、肩まで海水が来て陸地に戻れず118番連絡して救助を要請し、海上保安庁のヘリコプターに救助されるという事がありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010002-chibatopi-l12
全員無事で済んだのが何よりですが、とても残念な話です。
この富津岬沖は干潮時、ウェーディングでシーバス狙いのポイントとして有名な場所です。当然、ハイシーズンともなれば多数の猛者が集まりそれぞれの釣果目標に向け凌ぎを削る激戦区となることでしょう。
当然有名な場所についてはネットや釣雑誌、釣具店で紹介されることも多く、多数の釣り人の興味を引くことになり、初めてみようかと思う方もいる事でしょう。
当然、新しい釣りに挑戦することはワクワクしますし、釣り業界も大歓迎かとは思います。
ただちょっと最近(以前からかな)思うのですが、雑誌や情報媒体を見るとタックルやテクニックについては多数紹介され、煽る感じを受けますし、売上促進もあることは当然でしょうが、その釣りに関する安全面の装備や情報が少ないように感じますし、また探し難いような気がするのが残念です。
ウェーディングに限らず、サーフ、磯、河川、湖、船など各釣種により必要な装備や安全対策がありますし、その装備を着用・使用することは釣りのマナーでもあると。またそれを明確にする物も少ないかと思います。
もう少し業界の方面も率先してマナーと安全面のPRがあって良いかなって感じます。
その装備があれば絶対安全と保証できないことも解りますけどね。
当然釣り人側も安全第一であり、安全こそが何よりも優先すべき事を忘れず、率先して情報収集すべきことと思います。
そしてベテランは初心者に、安全面の重要性も教えるべきことだと思います。
現地で危ないことしてる人やライジャケ未着用とか見ますけど、知らない赤の他人に進言できる方はいないでしょう。大概トラブルの元ですし、他人がどうなってもまずは自分ですからね。
今回の4名の方がどの程度のレベルの方々だったのか不明ですが、潮の干満くらいは承知しているはずだとは思いますが、暗闇の中、海に入って行くのですから危険について想像し「大丈夫だろうではなく、危ないかもしれない」と慎重に行動することが大切だと思います。
まあ、釣りに限らず普段の生活全てがそうですけどね。かもしれないと予想して行動する、危険予知が重要です(会社みたいだな😓)。
初心者であればベテランと同行するとか、安全に陸地に戻れる時間を加味した釣り可能な限界時間にアラームを鳴らすなんて当然でしょうし、その場所の特徴なども必要な情報でしょう。危険生物のエイとか居ますしね。
当然、ただゆっくり満ちてくるのではなく、川のように潮の流れが速い場合もあるでしょうし、そうなった場合膝下の水位でも足を取られる可能性もある事でしょう。
以前、私も木更津の海岸で潮干狩りに家族で出掛け楽しんだ際、遠浅の海岸に一気に潮が満ちて来て、陸地に戻る途中で膝下まであっという間に満ちたのに驚いた事がありました。
私は夜の海にウェーディングする勇気と自信は持ち合わせていないので、進んで行くつもりはありません。
サーフにウェーダー姿で行きますが、当然ライジャケ着用ですし、スネ以上の深さには水の中に入る事もまずありません。波の到達位置もチェックを欠かさないように気を付けています。
もしも転倒しウェーダーの中に水が入ると起き上がれない事も知っていますしね。
初めての土地は最低でも昼間に行って道順や危険な場所を確認したりで、怪我などしないように努めています。
釣りは自然の中に入る事で非日常を楽しむ事が出来る素晴らしい趣味だと思います。
私も釣りで色々な経験をしました、湖で後ろに気配を感じたら🐗猪が真後ろに居たとか、夜の川にテトラ上から落水や、夜釣りでトリプルフックが指に刺さり抜けずに病院に行ったりもしましたが、幸いその程度の笑い話で済んでおります。
飽くなき釣果を追い求める事や未知なる土地への挑戦は非常に楽しいものですが安全あってのことです。
自分の欲のために人様にご迷惑をかけることは恥ですよね。
今回、運良く無事で帰還された様子ですが、どれ程の方に心配とご迷惑をかけることになったのか、良い事例として自分たちに活かす必要があると思います。
今回の事で、富津岬が釣り禁止にならなければとは思います。
慎重に慎重を重ねて釣りを楽しんでいる方もいらっしゃるわけですからね。
まあ、そう言っても、予期せぬ事態が発生し避ける事が不可能な事態に巻き込まれる可能性もあります。
そのためにも携帯電話と海上のSOSである118番は電話帳登録をお忘れなく❗
偉そうにここまで思いを書き込みましたが、当然私も第三者から見られた場合、まだまだの部分も多々あるでしょうし、船や渓流釣りなどは殆どやった事がない素人となります。
事故事例を元に、釣りの腕・釣果と共に安全意識も上げていきたいと思います。
今後、良い安全装備など見つけたりした場合は、ご紹介しようと思います。
だらだらと書いてしまいましたが、この記事を読まれた皆様が事故や怪我など無いように祈念して。
皆さんご安全に。
ではまた。