釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

ブラックカラー~黒の魅力

どうもゴロモンです。

 

今回は、ルアーのカラー「ブラック・黒」について、私なりに感じていることを書いてみようと思います。


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今回のこの記事ネタは、先日のウィングビームを再塗装した記事に、読者様よりご質問頂いたことをきっかけとして、ですけどね。

 

さて、私個人的にですが、ルアーカラーについては下記の3色が好きです。

・レッド(赤)

・ゴールド(金)

・ブラック(黒)

 

この3色を投入すると、フィッシュイーターの反応が変わることが多いかなと感じます。

 

なので、この3色へのカラーチェンジに伴い、その結果として釣れたってことが記憶に残り、さらに好きになっていくというループな訳なのですが。

 

そんな3色の中から今回はブラック、黒をメインに個人的に感じる事を、思うままに書いてみます。

 

あくまでも私の個人的な考えなので、暇潰しにでもどうぞ。

 

 

 

カラーを選ぶ際に

まず最初に私がルアーのカラーを選択する時の基本的な考えとして持っていることがあります。

 

それは、「魚の鱗は鏡」と思っています。

 

ベイトとなる魚の多くは、背中が黒っぽい色、サイドはシルバー(鏡)、腹は白色となっているのがほとんど。


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上からみると鳥等から発見され難く、海底から見上げると海面の反射と同化し、白は見え難く、サイドのシルバーは鏡のように周囲を映し同化する。

そんな風に考えています。

 

ルアー自体は、水中では異質な物となりますので、その存在自体が基本的には目立つ物だと思っています。

 

魚には「変なのがいる・・・」って気になり怪しんでいるのだと。

 

なのでルアーのカラーを選択する際に、より一層目立たせるか?それとも馴染ませて、群れの中の変な1匹を演じるか?

 

この2つ方向性を念頭に置いてカラーを選択する事が多いです。

 

ブラックという色とは 

さて、前置きが長くなりましたが、ブラックカラーのその魅力をご紹介します。

 

1、シルエットがハッキリする

これはよく言われてる事ですが、黒という色は多様な場面でクッキリ・ハッキリと見えます。

 

このことは、文字の色に黒が多く使われていることが良い例かと思います。

背景の色が、白でも黄色、緑、青、茶と変わっても黒文字は認識しやすいですからね。

 

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このことから黒を纏ったルアーは、その存在が水中で良く見える、容易に認識出来るカラーとなるので、魚に発見してもらえるって訳です。

 

特に眩しい太陽の光が燦々と降り注ぐ真っ昼間、水中から見上げてその存在がハッキリと見えるのは、間違いなく黒なのです。

 

 

2、色が強い

黒って色は、他の色を圧倒する強さがあります。

他のカラーと違い、光を反射せず吸収する黒。

どの色にも負けない強さを持っています。

 

他のカラーを一通り試し、何の反応も無い場面で、ブラックのカラーを通すと、いきなり反応が出ることがあります。

 

まあ、逆の反応もありますけどね。

まったく完全無視されることも・・・。

 

とにかく魚の反応が変わる事を感じるのが黒です。

 

又、ルアーの背・腹にブラックが使われ、サイドがホロやメッキのカラーの場合、ルアーアクションにより光の反射が有る・無しの違いによる明滅効果で、強くアピールすることが出来ます。


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特に、ブラックベリーをカラーローテーションの一角に用いることは、かなり効果的だと私は思っています。

 

 

3、他人が使っていない

やっぱこれですよ!

間違いなく使ってる人が少ないカラーが黒!


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特にアングラーが多くなればなる程に、魚はスレてきます。

魚もバカじゃないです。命が掛かってますからね。

 

魚が普段目にしない、目にする頻度が少ないカラーは、ハマることが多々あります。

 

新発売のルアーがよく釣れるというのも、魚が見慣れてないって事もあるのですよね。

 

人が使ってない物を使う。

これって重要。

 

本当は教えたくないカラー、それが黒です。

 

 

ブラックが効く場面

 夜なら満月で明るい時と、新月で暗い時の両極端な場面で、効果的な感じがします。

 

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後は、レッドヘッドやチャート系でダメならブラックを投入したり、逆にブラックがダメならレッドヘッドに変えるとか、極端な反対色にすると魚が反応してくれる事が多いかなと思います。


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そして、魚からの反応が薄くなった真っ昼間に、アクセントを付けるかの如くブラックを投入し、シルエットと強い力のカラーでアピールってところです。

 

 

魚種別の効果は?

さて、もっともらしいことを書いたところで、実際に使ったらどうなの?ってところを過去の経験から、魚別にちょっとご紹介。

 

ブラックバスの場合

私のルアーフィッシング経歴は、バス釣りからなので、ベースはバス釣りでの経験が元となっております。

 

もう30年近く前となりますが、当時私のバス釣りは夜釣りメインで釣ってました。

(まあ、昔の話なんで時効ってことで💦)

 

その時はトップからワームまで、夜、普通に昼間使うように使って釣ってましたね。

 

特に夜釣る中で驚きだったのが、ワームのノーシンカーのスイミングで猛烈に喰ってくることでした。

 

真っ暗闇の中、ストレート系ワームをノーシンカーでゆっくりゆっくりと漂わせるように巻く釣りで、強烈なバイトを得られることに、当時衝撃を覚えたのです。

 

画像のスライダーワームに、TDソルティースラッガー、良く使ってました(懐かしいでしょ😊)。


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その際に思ったのですが、魚は暗闇でもルアーの存在をハッキリ分かっているのだと。

 

ストレートワームのノーシンカーで超スローリトリーブですから、ほぼアクションしてないはずですからね。

 

なので、暗闇でブラックカラーを使うことに違和感を感じなくなり、逆に溶け込む感じが非常に良い気がしたのです。

 

当時使っていたバス用ルアーは、かなり処分したのでブラックで残ってるのは画像の物くらいですけどね。

良く釣れた思い出のあるルアーだけは残しています。


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夜釣りの真っ暗闇でもガッツリとブラック系のプラグを喰って来てましたので、当時からローテーションの一角を担っていました。

 

黒は夏場のトップも強かったですね。

黒のビッグバドは日が昇っても強かったですねー。

一番上のチャガーのXBWSは朝マズメに良かった思い出が甦ります。

 

そんな経験からブラックというカラーに対して、イメージがかなり良いのです。

 

スピナベもラバージグも黒は良く釣れますから。

ラバージグなんて8~9割は黒のスカートでしょう。

黒は釣れるのです。 

 

ナマズの場合

ナマズと言えばナイトゲームが主ですよね。

そんなナイトゲームでもブラックカラーは大活躍!


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他のカラーよりも、より一層釣れる気がするくらいです。

 

昨年はブラックのキャタピークリッカーが大活躍しましたしね。


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月夜だろうが、雨が降ろうが関係なく良く釣れました。

 

ただ、ナマズの場合、音が重要な要素を占めていると思いますので、カラーはその次かなと。

 

ただ、グローを光らせるよりもブラックカラーの方が反応が良い事が多いのは感じます。

 

青物など回遊魚の場合

ブラックは、あまりメインにしてないですかね。

 

他のカラーで反応が悪くなった時にローテーションに入れてます。


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魚が見飽きた感じになったら、ブラックをぶっ込み新鮮さを与えて反応を得るって感じで。

 

シイラには特にそういった使い方が良く効いて、いい思いをした経験があります。

 

 

ヒラメの場合

さて、本題のヒラメに関してです。

 

正直に言っていいでしょうか?

 

 

全く分かりません❗

マジで。

 

カラーに対するヒラメの反応が、正直読めません。

 

サーフでヒラメを狙い始めて、今年で早いもので10~11年が経ちましたが、良く分からないです。

 

ただ、ブラックが効く場面には遭遇しているので、毎回必ず使っています。

 

かなりの種類のブラックカラーを持っていますし、必ずタックルケースに入れて釣行しています。

私にとってブラックは、なくてはならないカラー。


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なんせ、私の自己記録のヒラメ68cmは、下画像のサスケ120裂波のクリアブラックってカラーですからね。


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ヒラメに丸飲みにされて、サスケの頭部分だけが口から出てる状態で喰ってました。

なので、たった一撃でヘッド付近が牙でボロボロに。

最高の良い思い出です。

 

しかも釣ったのは4月のAM4:45というまだ薄暗く、ルアーはほぼ見えて無いであろう状況で、ガッツリ喰ってきたのですよ。


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この事からブラックが効くのは間違いない❗って思ったのですが・・・

 

 

しかし別の釣行では、とある真っ昼間にシルバーベースのキャンディーカラーで釣ったのですが・・・


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実はその直前まで、下画像のブラックカラーのサスケを使っていたのですよ。

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全く反応無しだったのが、シルバーに交換して直ぐに喰ってきたり。

 

かと言えば、黒を使った明滅効果の高いカラーに反応したり。


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ピンクやゴールド、オレンジなど派手なカラーに良い反応したり、全く反応無しだったりで。

 

ヒラメって、日によるのか海の条件によるのか詳しく分かりませんが、結構好みが変わるなと。

 

なので、ヒラメとカラーの関係は、深く考えるよりも「自分が好きで信頼できるカラーを巻く」ってことに今は落ち着いております。

 

そして、ブラックというカラーを、派手なカラーのルアーとのローテーションに必ず加えること。

これが今、私が思うブラックカラーの極意です(^^)v。

ブラックで、違う反応を得られる事があるのは事実ですから。

 

是非とも機会あればブラック・黒を試してみてくださいませ。

良い事が起こるかもしれませんよ。


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気になる黒

ところで、少し前に凄く気になる黒が話題になりましたよね。

 

それは、BMWのX6に塗装された「VANTA BLACK」 ベンタブラックって呼ばれる黒です。

(画像はBMWさんから借用しております)
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地上で最も黒い黒「VANTA BLACK」。

 

光をほとんど反射せず、ベンタブラックは最大で99.965%の光りを吸収するらしいです。

そのため、人間は脳が錯覚してしまい、3次元の物体が2次元に見えてしまうとのこと。

 

画像の車を見ると、光りの反射が無いと凹凸の無い平面のような、穴のようにも見えてしまいますね。

スゴイ真っ黒です。


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このベンタブラックを見たら当然思いますよね!

 

そうです、このベンタブラックを纏ったルアーが欲しいと思いませんか?

 

魚がどんな反応するのか気になるのですよ。

 

どうです?ルアーメーカーさん、イケそうじゃないですか?

ぜひ登場を期待しております!(^^)!

 

 まとめ

さて、だいぶ脱線してしまいましたが、ブラックカラーを私なりに纏めると、

 

シルエットがハッキリした強い色で、使っている人が少なく、ルアーローテーションに入れると思わぬ効果を生み出すナイスなカラー

 

それがブラックカラーってことで。

 

好き放題に書いてたら随分とダラダラと長くなってしまいました。

 

ということで、「ブラックカラー~黒の魅力」でした。

 

ではまた。