どうもゴロモンです。
今回は、私が絶大な信頼を寄せるトレブルフック、「カルティバSTX-45ZN」についてご紹介します。
釣りをある程度経験してくると、こだわり始めることの1つがフック。釣針。
個人的にはトレブルフックは、大きく2つの傾向に分かれると思っています。
魚を掛けることに注力したフックと、バラシを抑えることに注力したフック。
私にとっては、バラシを抑えることが何よりも大事だと思っています。
「逃がした魚は大きい」とよく言いますが、正体を見ずしてバラシた魚、一瞬、海面にギラリと姿を見せたその瞬間、外れ逃げ行く魚、などなど多々バラシの場面はありますが、もう気になって気になって仕方がないのですよ。
ああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔ばかり思い浮かべてしまい、落ち込み、心の健康に非常に良くないのです。
いまだに思い出すと悔やむことがありますからね。(まあ、良い思い出という解釈も出来ますが)
そんな訳なので、私的にはフックに求める最大の要求は、「バラシ難いこと」なのです。
特にサーフでのヒラメ狙いは1日に1回、ヒラメからのコンタクトがあるかどうか。
そんな場面でフックアップした大事な1匹は、確実に手にしたいのですよ。
そこで、そんな同じ思いを持つ同志に、私が本気でお勧めするトレブルフックがこちら。
「オーナーばり」から発売されているトレブルフック、このカルティバ STX-45ZNです。
このSTX-45ZNは、マジでバラシ難いです。
その効果は、確実に実感出来るくらいに違いがあると思いますよ👍
では、STX-45ZNの詳細をご紹介しましょう。
●一点圧縮ロックがバラシを激減❗❗
先ず目に留まるのは、この独特の形状。
厳つい角ばったベンド部が目を引きます。
カッコいいですよね。
この角ばった2ヵ所の角こそが、このフックのバラシ難さの秘密なのです。
オーナーばりさんから画像を借用しましたが、分かりやすい図で解説されています。
フッキングにより貫通した魚の肉を、角の部分に集め圧縮することでバラシを防ぐのです。
この効果はかなり高いと思います。
私がこのSTX-45ZNを使い始めたのは2018年の初め頃からです。
少しづつルアーへの装着数を増やしていったのですが、今や全てのヒラメ用ハードルアーのフックはSTX-45ZNを使っており、明らかにバラシが少ないことを実感しています。
ここまで、いろいろな魚と出会い、そのバラシ難さの恩恵を受けました。
ヒラメに
マゴチ
シーバス
イナダ
そしてフグ😅。
喰ってきたヤツは確実に手にしています。
ところ構わず噛み付いてくるヒラメにおいては、このように口以外にフッキングすることもしばしば。
それでもキャッチ出来るのは、このSTX-45ZNのお陰様でしょう。
唯一、このフックでバラシたのは、ただの1度だけ。
波打ち際でアワセを入れたと同時に、海面で大暴れして皮だけ残して逃げた1匹のみ。
フッキングから外れるまでは時間にして1秒くらいの出来事でしたから、どうしようもなかったのですけどね。
それ以外は全てキャッチしてますから、STX-45ZNを使っていなかった頃とは、確実にその違いを私は実感出来ています。
(その確率はゴルゴ13並みですね😆)
まあ、偉そうに言うほど釣ってないと言えばそれまでですが😅。
●タフワイヤーだから鋭い
「タフワイヤー」と呼ばれる線材が使用されているSTX-45ZN。
オーナーばりの従来線材と比較すると、10%以上の強度アップを実現。
強度が高くなったことにより、ハリ先のテーパーを鋭く設定することが可能となっています。
強度の高いタフワイヤーを素材とすることで、ハリ先の鋭敏さの耐久性も向上しています。
「ハリ先に触れた相手は全て掛ける」、それがSTXです。
ホント、この鋭さは凄いですからね。
フグの皮1枚を良く掛けて来ますから。
これって、やはり鋭さ故にのことでしょうからね。
それに、ルアーのフック交換していると、指にサクサク刺さることは言うまでもありません。
よく「イテテテテー💦」ってなってますけどね😅
●錆び難い「亜鉛メッキ」
STX-45ZNは、その名にあるように亜鉛(ZN)メッキが施されています。
見た目は、ちょっとくすんだシルバーって感じです。
この亜鉛メッキの防錆機能は、オーナーばりのトレブルフックの中でも最高とのこと。
実際に使っていると、徐々に黒く変色していくのですが、これは錆びではなく亜鉛が酸化してのことらしいです。
亜鉛が酸化皮膜となり、ハリ本体を錆びから守っているとのことです。
実際に黒く変色したSTX-45ZNを使ってヒラメを釣りましたが、ヒラメの口のカンヌキ部分にガッツリとぶち刺さっていました。
変色しても、その鋭さには何の変わりもありません。
ホント、素晴らしい👍
そしてハリ先が少し内側を向いているので、ハリ先の磨耗が少なく、長持ちする傾向があります。
なのでハリ先の鋭さが長期で確保出来るので、以外にコスパは良い方ではないでしょうか。
ただこの亜鉛メッキで注意すべきは、シャープナーでハリ先を研いでしまうと亜鉛メッキが剥がれるので、一撃で錆びます。
こればかりは、どうしようもないですね。
研いだ場合は使用後直ぐに水洗いしておくのですが、それでも錆びます。
なので、毎釣行前に再び研いで錆びを落とす必要がありますね。
まあ、そうなったら交換した方が、手間なくて良いかと思います。
さて、そんな素晴らしいSTX-45ZNについて、オーナーばりの吉成さんがご解説されている動画がありますので、是非ともご覧くださいませ。
●ちなみに
ちなみにですが、私がサーフで使うハードルアーの全てに、このSTX-45ZNを使っているのですが、手持ちのハードルアー全てに装着している訳ではありません。
実は、釣行前にフックを付け替えています。
画像のように、その日使いたいルアーに移植しています。
要は、持っていく分だけの数量をSTX-45ZNにしているのです。
私は、サーフで使うハードルアーは、ほぼ全てウレタンどぶ浸けコーティングしているので、全てのフックとスプリットリングは外して保管しています。
なので、毎回気分によってフックを入れ替えしており、その際にフックやリングについてチェックしているのです。
そうすることで、経済的で無駄なく使えています。
フックも数を揃えるとなるとバカにならない値段になりますからね。
さて、STX-45ZNについてご紹介しましたが、魚をバラシ難いフックであるということは間違いないと思います。
当然、丁寧な魚とのやり取りがあることは前提ですけどね。
たった数百円の出費が、一生の思い出に残る魚に出会えるかどうかの分かれ目。
これが高いか安いかは人それぞれの価値観だとは思いますが、「バラシたくない」そう思っている方は、是非一度使ってみてはいかがでしょうか?
ということで、カルティバ STX-45ZNのご紹介でした。
アナタの貴重な1匹の力強い味方になってくれるかもですよ。
ではまた。