どうもゴロモンです。
今回は、シマノの「狂鱗(きょうりん)」についてです。
(画像はシマノさんから借用させて頂いてます)
シマノから1月に発売予定のルアー数種に搭載される技術、【狂鱗】(きょうりん、と読む)が凄く気になるのですよ❗
狂鱗って何?って感じでしょうけど、超簡単にいうと、シマノ独自開発のオリジナルホログラムパターンって言えばよいでしょうかね。
ただ新しいホログラムってだけではない、こだわりの技術なのです。
●狂鱗
本当のリアリズムを追い求める上で狂鱗ホログラムのデザインは、生きたイワシの鱗をスケッチする所から始まっている。実際のイワシから鱗を採取し、それを拡大。スケッチに起こしたイラストのアウトラインをデータ化し、それをイワシの拡大写真に重ね写しながら本物の鱗が配置されている実際の間隔でレイアウトを作成。この一枚一枚の鱗をそれぞれしっかり輝かせるために、更に必要な技術を取り入れて独自に開発されたのが、シマノオリジナルの狂鱗ホログラムなのである。(シマノHPより抜粋)
シマノさんのページからコピペさせて頂きましたが、この狂鱗を開発するにあたり、開発担当者様による実物のイワシの鱗の採集から始まって、スケッチイラストをデータ化するとういう一見地味ですが、堅実な仕事と地道な努力による結晶が、このホログラムとなっています。
イワシの鱗のスケッチ
あんな小さいのを、よくスケッチに起こされたものです😲
私にはハズキルーペ掛けても自信ないですけどね😅
そして、実寸でアウトライン化。
実寸って、凄いな💦
そして実際のイワシと同様に配置。
このこだわり、恐れいります。
●魚を狂わせるほどの本物感を持った鱗模様
開発チームにはいつものルアー開発スタッフとプロアングラーに加えて、ホログラム開発のプロが加わって進行した。だからこそ、これだけリアルな輝き方をするホログラムに仕上っているのである。
ホログラムは受ける光によって輝き方が変わる。この事を熟知した専門家がテストに加わり、更に熟練の職人が手作業で型を調整して専用の鱗柄が完成。また、これをそのまま製品化するのではなく、実際に使用する現場で、プロアングラーの目線から意見が加えられ最終的なデザインに落とし込まれている。(シマノHPより抜粋)
この脅威の鱗模様を作り上げるにあたり、ルアー開発スタッフ、プロアングラー、ホログラム開発のプロという、その道の達人三者による開発と、熟練職人の手作業による型調整によって鱗柄が完成しているとのこと。
モノ作りの現場が大好物の私ゴロモンにとって、「熟練職人の手作業による型調整」なんて書かれると、ヨダレが出てきますよ😄
そして、プロトモデルでの実釣は凄かったみたいですね(私もあやかりたいものです)。
●プロトモデルのテスト段階では、ヒラスズキのヒットラッシュに驚く事も!
もちろんテストは、サーフやリバーシーバスでも行いながら確認を進めてきたが、特に開発チームが重要視したのがヒラスズキである。透き通った潮の中で、特別目玉の大きなヒラスズキが見切ることなく、しっかりと「喰い」に来てくれるかどうかを試したのである。結果的に、写真を撮るのを忘れるくらい、ヒラスズキのヒットラッシュに遭遇するテスト日まで有り、疑いようのない「狂鱗ホログラム」の実力を目の当たりにした。自信を持ってリリースできるだけの充分な性能を確認する事が出来たのだ。(シマノHPより抜粋)
やはり、ターゲットが初めて見る物に対する反応については、間違いなく良いものがあるのは事実ですね。
元々本物とは違う異質な存在であるルアーが、本物と同じ様な輝きを発することは、ベイトの群れの中で今までのルアーとは違う目立ち方となるはず。
ということは、今までルアーにスレていた魚に対して、効果は高くなるのだろうと思いますね。
弱肉強食の世界では、強者は弱者の群れの中で、弱ったもの、はぐれたもの、体格の小さいものなど、目立つヤツから餌食にするのですから。
鱗の輝きは似ているけど、普通の魚の中で動きがおかしい存在であるルアーは、目立つ弱者になれるってことでしょう。
そして最後にこう記載されています。
「狂鱗ホログラム」が搭載されたルアーを手にしたら、是非水中にルアーを浸けてその輝き方を確認していただきたい。そこにはまるで、「生きているかのような」輝きを放つルアーが存在しているはずである。
もちろん、シマノがオリジナルで作るホログラムだからといって強度や耐久性が弱いという事があってはいけない。その点もホログラムの品質に精通するプロが、最新の技術を投入してカタチにしてあるので、思う存分、フィールドで投げ込んで頂きたいと思う。(シマノHPより抜粋)
その輝きを見たら、たまらんのでしょうねぇ😆
そりゃーぶち投げてやりますよ👍
でもって、実際この狂鱗ホログラムを搭載して発売予定のルアーは以下の8種の様子。
・オシア別注平政145F、160F、190F、220F
・エクセンス ゴリアテハイ125F XAR-C
・エクセンス ゴリアテハイ95F XAR-C
・エクセンス クー100F XAR-C
・エクセンス クー70F XAR-C
・エクセンス サイレントアサシン99S、99SP AR-C
・エクセンス サイレントアサシン99F AR-C
・エクセンス サイレントアサシン80S AR-C
まあ私がサーフで使うとすれば、ゴリアテハイ125Fとサイレントアサシン99Sでしょうか。
サイレントアサシンは129が良いのだけど、まだの様子です。
ゴリアテハイ125Fは、キョウリンイワシとキョウリンビジの2色だけみたい。
もっと派手なカラーが欲しいですね。
オシア別注平政にあるキョウリンオレンジが良いじゃないの。
でも、さすがにヒラメ狙いでオシア別注平政は・・・ないですからね😓。
サイレントアサシンを手に入れるとしたら、このキョウリンRHですかね。
このライナップでヒラメに挑みましょうかね。
さてこの狂鱗ホログラムですが、ハンドメイドが好きな人間にとって、鱗のように1枚1枚アルミ箔などを貼ってやろうかと一度は思ったことがあるのではないでしょうかね。
それを実現したホログラムなので、私も凄く引かれます。
どんな感じなのか早く見たいものです。
魚に見飽きられる前に、早く使っていい思いをしたいと思ったゴロモンでした。
ではまた。