釣りバカに捧げる日記~喰らえ❗ハードルアー

主にハードルアーで魚に挑み、返り討ちにあう。そんな物好き釣り士の日記です。

ラインローラーのメンテナンス~17ツインパワーXD

どうもゴロモンです。

 

今回は、17ツインパワーXD4000XGのラインローラー部のメンテナンスをお送りします。


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この週末は台風24号の接近に伴い、釣りに行ってる場合ではないので、たまにはリールのメンテナンスでもしようかなと。

 

良い値段したリールなので、長く活躍して欲しいですからね。

 

それと、リールのメンテナンスをしようかなと思うきっかけもあったのです。

 

先日、沼津サーフでショゴを釣った際ですが、下の画像はスマホで撮影をしたのですよ。

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この日の海は「うねり」が凄く波足が長かったかったのですが、撮影しようとサーフでセッティング中に、突然後方からの大波をくらい、魚もろともタックルが波に飲まれ水没するというアクシデントをくらったのです。

まさか波が昇ってくるとは・・・😓

 

魚もタックルも無事でしたけど、リールが海水に水没ってのは、ちょっといただけない事態な訳ですよ。

 

まあ17TPはXプロテクトの防水構造により、リール内部への海水の浸入は防止できているはずですが、その他外回りに一抹の不安があったのです。

 

そんな出来事もあって、ラインローラー部と、その他ちょっとした部分のメンテナンスを実施しようという訳です。

 

さて準備としては以下です。

シマノ リールオイルスプレーとリールグリススプレー

・マイナスドライバー

・ウエスキムワイプなど

・爪楊枝

・「特殊撥水グリス DG18

です。

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この17ツインパワーXDのラインローラー部のグリスアップには、シマノ特殊撥水グリスが必要となります。

[http://www..com/

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ラインローラーは糸ヨレ防止に大事な部分になりますので、メーカー指定品である特殊撥水グリスを使うことが無難でしょう。

 

さて道具が準備できたところで、作業に入ります。

 

①ラインローラー部の分解

マイナスドライバーを使い、ネジを取り外します。


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ネジを取り外すと、部品がグリスでくっついてます。


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分解して順に置きます。
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部品を紛失しないように注意しましょう。

 

 

②清掃

付着している古いグリスをウェスやキムワイプと爪楊枝を使ってで拭き取ります。


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このときティッシュは毛羽立つので、なるべく使わないほうが良いです。

精密部品には埃や糸屑は大敵ですから。

毛羽立ちのないキムワイプはお勧めですよ。

[http://www..com/

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ということで拭き取り完了。
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④グリス塗布

綺麗になったところで、新しいグリスを塗ります。

グリスは、特殊撥水グリス DG18を使用します。
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上画像の黒い「ベアリングカラー」2個と中央の「ラインローラー組」に撥水グリスを塗布します。

 

取説に記載されていますが、ベアリングカラーは、溝を埋めるように、ラインローラー組には両側面の中央部にあるベアリングとブッシュに塗布します。
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ぎゅっとグリスをチューブから押し出して、爪楊枝を使って押し込み、そして余分を擦りきるように塗布しました。

 

こんな感じです。

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⑤組み立て

分解した逆順で組み立て復旧します。

 

注意すべきは「ラインローラー組」の向きですね。

幅の広いほうと狭いほうで方向を間違えないようにしましょう。
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ベアリングカラーを被せて、
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ベールに組み込んでネジを締めます。
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⑦完成

指でラインローラーを回して、可動状態を確認しましょう。


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これでラインローラー部のグリスアップは完了です。

 

※10/1追記

ラインローラーのグリスアップの動画がありましたのでご参考にどうぞ。


特殊撥水グリス(DG-18)塗布手順 - YouTube

 

 

 

ついでに簡単な部分だけをグリスアップしようと思います。

 

使うのはシマノ純正のリールスプレーオイルとスプレーグリスです。


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[http://www..com/

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●メインシャフトのグリスアップ

スプールを外して、メインシャフトの古いグリスを拭き取り、新たにグリスを軽く1~2ヶ所にシュッって出します。
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そして指でシャフト全体に塗り込み、少し回転させてグリスを馴染ませます。

 

●ドラグノブ裏部のグリスアップ

更についでにドラグノブの裏も古いグリスを拭き取り、新たにグリスを軽く吹いて指塗り込みます。

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塗り込んだらスプールを組み込み復旧します。

 

●ハンドル部へのオイル注入

ハンドルの根元にはスプレーオイルを少量吹きます。
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●アームカム部へのオイル注入

アームカム擦動部にもオイルを少量吹きます。

※ここの部分は、取説ではグリス推奨となっております。私個人の判断によりオイルを使用しましたのでご注意ください。
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各部分を可動させてグリス・オイルを馴染ませて完成です。


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ということで、いつも釣りに夢中でメンテナンスが疎かになりがちなので、悪天候の時こそこういったメンテナンスに充てると良いですね。

 

大事な釣具です、改めて大切にしようと思ったのでした。

 

ではまた。